隣人から「モスキート音」で嫌がらせを受けている…消す方法はある?対策3選

「隣の部屋から高い音が聞こえてくる」「キーンという不快な音で眠れない」「若い人にしか聞こえない音で嫌がらせされている」など、モスキート音による嫌がらせに悩んでいる人は必見です。
モスキート音は周波数17kHz前後の「高周波音」のこと。
主に若い人に聞こえやすく、年齢が上がるにつれて聞こえにくくなるのが特徴です。
この特徴を悪用して、隣人への嫌がらせの手段として使われるケースが増えています。
この記事では、モスキート音による嫌がらせの実態と、具体的な対策方法を詳しく解説します。
一人で悩まず、この記事を参考にしてモスキート音での嫌がらせのストレスから解放されましょう。
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「嫌がらせ用のモスキート音発生装置」は、実は誰でも簡単に用意できてしまう
モスキート音による嫌がらせが増えている背景には、発生装置が簡単に入手できることがあります。
悪意のある隣人が、いともたやすく嫌がらせ行為を実行できてしまうのが現実です。
まずはモスキート音発生装置の入手方法や、本来の用途を見ていきましょう。
通販で発生装置を買ったり、スマホアプリでモスキート音を流したりできる
インターネット上の通販サイトでは、数千円から1万円程度でモスキート音発生装置を購入できます。
以下のような名称で販売されており、一見すると「普通の便利グッズ」です。
- 超音波発生装置
- 害虫駆除装置
- 動物撃退器
さらに手軽な方法として、スマートフォンのアプリでもモスキート音を発生させることが可能。
「モスキート音アプリ」「高周波音発生器」といったアプリが無料でダウンロードでき、スマホから直接モスキート音を流すことができてしまいます。
手軽にモスキート音発生装置を手に入れられる現状が、嫌がらせ行為のハードルを下げているわけです。
本来は「若者のたむろ防止」や「猫除け」などに使われる
モスキート音発生装置は、本来は以下のような目的で開発された製品です。
- 若者のたむろ防止:コンビニなどの店舗前で深夜に集まる若者を撃退する
- 害獣・害虫の撃退:野良犬・猫やネズミ、蚊よけとして効果がある
「年齢が上がると聞こえづらくなる」「多くの動物には普通に聞こえる」特性を活かしています。
もちろん、適切に使用される分には何の問題もありません。
しかし、隣人への嫌がらせという、悪意のある目的で使用されてしまうケースが増えているのが現状です。
隣人のモスキート音による嫌がらせ事例
ここでは、実際に当社に寄せられたモスキート音による嫌がらせの相談事例と、相談後の結末を紹介します。
依頼者からの相談内容
2ヶ月前から自宅で仕事をしていると断続的にキーンという高い音が聞こえるようになりました。
最初は自宅の家電製品を疑い、一つずつ電源を切って確認しましたが原因は特定できませんでした。
管理会社にも相談しましたが「他の住民からは苦情は来ていない」との回答で、取り合ってもらえません。
私は在宅ワークが中心のため、日中も夜間も音に悩まされ、睡眠不足、仕事に集中できない日々が続いています。
ここまでくると誰かが意図的にやっている嫌がらせなのではないかと疑っています。
マンションの隣人とは顔を合わせたことがなくどのような人が住んでいるかもわかりません。
原因を突き止めて嫌がらせを辞めさせたいです。
当社による調査結果
当初は隣の部屋を疑っておりましたが、調査の結果、上の階からモスキート音を流されていることがわかりました。
依頼者様と協議のうえ、証拠を基に依頼者様と一緒に上の階の方へ話し合いに行った結果、鳥よけ目的でスピーカーを設置していることが判明。
そして、そのスピーカーがモスキート音の原因であることがわかりました。
「説明書には『人間には聞こえない』と書いてあったので…」と大変驚かれ、申し訳なさそうにされていました。
謝罪とスピーカーの撤去を約束してもらうことができました。
依頼者の調査後の声
原因が分かって本当にホッとしました。
上の階の方も全く悪気がなく、むしろ申し訳ないと何度も謝ってくださって。
最初は誰かの嫌がらせかと疑心暗鬼になっていたので、そうではないと分かって気持ちが楽になりました。
調査員の方が間に入って説明してくださったおかげで、お互い冷静に話ができました。
当社の調査担当者の見解
このケースは、悪意のない「すれ違い」が原因の典型例です。
「人間には聞こえない」と宣伝されている製品でも、実際には個人差があり、とくに若い方や聴覚が敏感な方には聞こえることがあります。
また、機器の性能や設定によっては、想定以上に音が広がることもあります。
今回の機器は安価な製品で、周波数が不安定だったことも被害を大きくした要因でした。
重要なのは、このような問題は「誰が悪い」という話ではなく、「知らなかった」ことが原因だということです。
適切な調査と説明により、近隣関係を壊すことなく解決できました。
隣人のモスキート音による嫌がらせの対策(消す方法)7選
隣人からモスキート音による嫌がらせを受けているなら、以下7つの方法で対策しましょう。
それぞれ詳しく解説するので、できることから試してみてください。
耳栓やイヤーマフを使う
手軽で即効性のある対策が、耳栓やイヤーマフの使用です。
高性能な耳栓なら、モスキート音の周波数帯域を効果的にカットできます。
遮音性能が高いシリコン製やウレタン製の耳栓がおすすめです。
耳全体を覆う「イヤーマフ」は、耳栓よりもさらに高い遮音効果が期待できます。
サイズが大きいので普段使いには向きませんが、勉強中や寝るときに役立つでしょう。
遮音カーテンや防音ガラスに切り替える
以下のような方法で家・部屋の遮音性能を向上させれば、モスキート音の侵入を防げます。
- 遮音カーテン:特殊な素材を使用して音を防ぐカーテン。高周波音に対しても一定の効果があり、比較的安価(数千円~)で設置できる
- 防音ガラス:費用は高額(数万円~)になるが、モスキート音をはじめとする騒音を大きくシャットアウトできる
また「窓周りの隙間を防音テープで塞ぐ」だけでも、モスキート音の侵入をある程度防げる場合があります。
かけられる費用の範囲内で、できる対策から始めてみてください。
室内でBGMを流す
モスキート音をマスキングするために、室内でBGMを流すのもおすすめです。
とくに効果的なのは「ホワイトノイズ」や「ピンクノイズ」と呼ばれる音。
ホワイトノイズやピンクノイズはさまざまな周波数を含んでおり、モスキート音を中和して聞こえにくくする効果があります。
Youtubeに多くのホワイトノイズ・ピンクノイズの動画がアップされているため、スマホでも簡単に再生できるでしょう。
ほかにも雨音や波音、鳥のさえずりなどの「自然音」もマスキング効果・リラックス効果が期待できるので、活用してみてください。
大家・管理会社に相談する
賃貸の場合は、大家や管理会社への相談で解決できるかもしれません。
大家や管理会社は入居者間のトラブルを解決し、快適に長く住んでもらいたいと考えています。
モスキート音による具体的な嫌がらせの状況をまとめて相談することで、加害者への注意・警告をしてもらえる可能性があるでしょう。
また、賃貸契約に「近隣住民への騒音・モスキート音による迷惑行為の禁止」などの条項が含まれていれば、契約違反として強い措置を取ってもらえることもあります。
引っ越す
大家や管理会社へ相談しても状況が改善されず、被害が深刻なら引っ越しを検討するのも一つの選択肢です。
とくに「不眠症」「うつ」などの精神的な健康被害が出ている場合は、環境を変えることがもっとも早く確実な解決方法となります。
ただし、当然ながら引っ越しには費用や時間、労力がかかります。
他の対策を十分に試したうえでの最終手段として考えておくのがよいでしょう。
測定器でモスキート音を測定し、弁護士に相談する
「モスキート音の証拠を出して、やめさせたい」「健康被害が出ているから、慰謝料や損害賠償を請求したい」といったケースでは、専用の測定器でモスキート音を記録し、弁護士に相談しましょう。
「高周波測定器」を使えば、モスキート音の音圧レベルや周波数などを記録できます。
ただし、自分で測定した場合には「モスキート音の発生は記録できたものの、発信源は特定できなかった」ケースが起こりがちです。
発信源を特定できなかった場合は、後述の探偵への相談を検討してみてください。
探偵に相談する
探偵は専門的な計測器と調査技術を使って、モスキート音の発生源を特定し、法的に有効な証拠を収集できます。
加害者の行動パターンや動機の調査も可能で、法的手段での報復も見越した対策を立てることができるでしょう。
とくに、部屋が複数ある集合住宅では、音の発生源特定が困難な場合があります。
集合住宅では、探偵のようなプロの調査技術が不可欠です。
「証拠を集めてモスキート音をやめさせたい」「加害者に報復したい」と考えているなら、探偵に相談してみるとよいでしょう。
モスキート音による嫌がらせの相手特定・証拠集めは「日本総合調査事務所」へ
「モスキート音の発生源がわからない」「証拠の集め方がわからない」「誰も信じてくれない」といった不安をお持ちの方は、当社「日本総合調査事務所」にお任せください。
当社では、モスキート音のような騒音による嫌がらせの調査に強みがあります。
- 専門機器による測定:高精度な測定器でモスキート音の状況をデータ化
- 発信源特定:張り込みや尾行により、バレずにモスキート音の発信源・加害者を特定
- 24時間対応:被害の発生時間に合わせて柔軟に調査を実施
- 充実のアフターフォロー:加害者との話し合い・交渉の立ち合いや、弁護士・自治体との連携もサポート
完全秘密厳守のため、万が一にも周辺住民や加害者に当社へ相談したことがバレる心配はありません。
無料相談は24時間受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
モスキート音による嫌がらせの対策まとめ
発生装置が簡単に入手できることから、悪意のある隣人の「モスキート音による嫌がらせ」は増えているのが現状です。
まずは耳栓やイヤーマフ、遮音カーテンのような手軽なモスキート音対策を試してみてください。
改善しない・耐えられない場合は、大家や管理会社にモスキート音による嫌がらせをされていると伝えたり、証拠を集めて弁護士に相談したりするのがおすすめです。
証拠集めや発信源の特定ができず悩んでいるなら、専門的な機器とノウハウでバレずに調査できる「探偵」に相談するとよいでしょう。
モスキート音による嫌がらせ被害に悩んでいる方は、我慢し続けずに早めの相談をおすすめします。
当探偵事務所「日本総合調査事務所」では、24時間いつでも無料相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。