精神病(精神疾患)の隣人が怖い…相談窓口や嫌がらせの対策まとめ

「隣人の行動が不可解で怖い」「夜中に壁を叩く音が続いて眠れない」「突然怒鳴り込まれて恐怖を感じている」など、精神疾患が疑われる隣人とのトラブルに悩んでいませんか?
普通の近隣トラブルと違って精神疾患者は言動が予測しにくく、どのように対処すべきか判断に迷ってしまうでしょう。
この記事では、精神疾患の可能性がある隣人の相談窓口と、嫌がらせの対策を詳しく解説します。
適切な相談窓口を知って、安全で穏便な解決を目指していきましょう。
精神病(精神疾患)の隣人が怖い・うるさいときの相談窓口一覧
精神疾患が疑われる隣人が怖い・うるさいときの相談窓口は、主に以下の4つがあります。
- 警察
- 自治体の生活課
- 弁護士
- 探偵
状況や緊急性に応じて、最適なものを選んでみましょう。
警察|事件性があれば動いてくれる
明らかな犯罪行為があるときや身の危険を感じる場合は、迷わず警察に相談しましょう。
以下のような具体的な被害があれば、精神疾患の有無にかかわらず警察が対応してくれます。
- 威嚇行為
- 器物損壊
- 住居侵入
- 暴力行為など
「刃物を持って近づいてくる」「暴力を振るわれた」「家に侵入された」などの緊急事態では、即座に110番通報することが必要です。
警察に相談する際は具体的な被害内容や日時をまとめ、証拠となる写真や動画があれば一緒に提出してください。
事件性があると判断されれば、すぐに対応してくれる可能性が高いです。
自治体の生活課|解決へのアドバイスがもらえる
市区町村の生活課や市民相談室では、近隣トラブル全般に関する相談を受け付けています。
自治体の職員は精神疾患に関する知識や対応経験を持っていることが多く、状況に応じた適切なアドバイスを提供してくれます。
地域の保健所や精神保健福祉センターとの連携により、相手への支援体制を整えることも可能です。
自治体への相談のメリットは、地域の実情を理解した上で、長期的な視点での解決策を提案してもらえること。
無料で匿名相談も可能な場合が多いため、まずは気軽に問い合わせてみることをおすすめします。
弁護士|「ひまわりお悩み110番」での法律相談がおすすめ
法的な対応を考えている場合は、弁護士への相談が有効です。
日本弁護士連合会が運営する「ひまわりお悩み110番(0570-783-110)」では、精神疾患に関わる近隣トラブルについても法律相談を受けられます。
初回相談は30分5,500円程度で利用でき、状況に応じた法的手段の専門的なアドバイスを受けられるでしょう。
ただし、実際に法的手続きを進める場合には確実な証拠が必要となります。
事前に録音・録画などで、被害状況をしっかりと記録しておくことが大切です。
探偵|嫌がらせの証拠集めや隣人の身辺調査が可能
確実な証拠収集や、精神疾患の隣人の詳細な状況確認が必要な場合は探偵に依頼しましょう。
探偵は以下のような調査を専門的に行えます。
- 隣人の行動パターンの調査
- 嫌がらせの証拠収集
- 身辺調査など
とくに夜間の騒音や迷惑行為の証拠を個人で集めるのは難しいです。
しかし、探偵はプロの技術により決定的な証拠を掴むことが可能。
証拠があれば話し合いをスムーズに進めたり、加害者に法的な制裁を与えたりできます。
費用はかかりますが、安全・早期に問題解決を図りたいならベストな方法です。
当社「日本総合調査事務所」では匿名・無料相談を24時間受け付けておりますので、まずは今抱えている嫌がらせのお悩みをお聞かせください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
精神病(精神疾患)の隣人の嫌がらせへの対策
精神疾患の可能性がある隣人の嫌がらせ対策は下記5つをおすすめします。
感情的な対応は精神疾患持ちの隣人を興奮させかねません。
冷静に落ち着いて対処しましょう。
相手を責めず、関わりを最小限にする
まずは精神疾患のある隣人を刺激しないことがもっとも大切です。
精神疾患のある方は、被害妄想や幻聴・幻覚の症状が出ている可能性があります。
そのため「あなたはおかしい」「もしかして病気じゃない?」などの直接的な言及は絶対に避けてください。
このような発言は相手を怒らせ、より深刻なトラブルや事件に発展するリスクがあります。
可能な限り接触を避け、必要最小限のやり取りに留めるのが安全策といえるでしょう。
隣人の言動・嫌がらせの記録を残す
問題解決のためには、しっかりと嫌がらせの証拠となる記録を残すのがポイントです。
日時や場所、嫌がらせの内容、被害状況などを詳細に記録してください。
可能であれば写真や動画、音声データも保存しておきましょう。
騒音系の嫌がらせについては、測定器を使ってデータで記録を残すのもおすすめです。
ただし、個人での証拠収集には限界があります。
夜間の騒音など繰り返される嫌がらせの証拠を確実に収集したい場合は、専門の探偵に相談してみてください。
プロの技術により、法的手続きでも有効な高品質な証拠を収集できるでしょう。
防犯カメラやモニター付きインターホンを導入する
玄関先に防犯カメラを設置することで、不法侵入や器物損壊を抑制する効果が期待できます。
万が一嫌がらせが繰り返されても、カメラのデータを証拠として活用し法的手段で反撃することが可能です。
また、モニター付きインターホンがあれば、来訪者を事前に確認し不要な接触を避けられるでしょう。
ただし、カメラは自分の敷地内のみを撮影範囲とし、公道や隣家の敷地が映り込まないよう設置してください。
賃貸の場合は管理会社や大家に相談し、カメラの設置が規約に違反しないかも確認が必要です。
管理会社や大家に報告する
賃貸住宅の管理会社(不動産会社)や大家には、住民の安全を確保する責任があります。
嫌がらせの程度にもよりますが、問題のある入居者に対して指導や警告を行ってもらえるでしょう。
「再三警告したにもかかわらず騒音トラブルを繰り返している」など、明らかな賃貸借契約違反にあたる迷惑行為が認められた場合には、強制退去などの措置をとってもらえるかもしれません。
管理会社に報告する際は感情的にならず、嫌がらせの事実や証拠を整理して伝えてください。
引っ越す
精神疾患の隣人からの嫌がらせに改善見込みがない場合は、引っ越しを検討するのも選択肢です。
家族の安全が脅かされている場合や、精神的な負担が限界に達している場合は、無理して住み続ける必要はありません。
なお、嫌がらせが明らかな犯罪行為とみなされた場合、自治体が転居費用の一部または全部を助成してくれることもあります。
たとえば、愛知県の「犯罪被害者等転居費用助成金」制度では、20万円を上限に被害者の転居を支援しています。
お住まいの地域で助成金が使えないか探してみるとよいでしょう。
精神病(精神疾患)の隣人の嫌がらせのよくある事例
精神疾患に関連する近隣トラブルには、よくあるパターンがあります。
実際の事例を紹介するので、ご自分のケースに当てはまるものがないかチェックしてみてください。
深夜・早朝に壁や床を叩く音がする
夜中や早朝に継続的な騒音を起こされるのは、よくある事例の一つです。
- 深夜に壁を激しく叩く音が続く
- 早朝から床を踏み鳴らす音がする
- 規則的にドアを開け閉めする音が響く
- 何かを引きずるような音が頻繁に聞こえる
- 意味不明な単語を叫びんでいる
このような音は、統合失調症などの精神疾患に伴う幻聴や妄想が原因となっている可能性があります。
隣人は「何者かが攻撃してくる」と感じており、それに対する防御行動として騒音を出しているのです。
テレビやラジオを大音量で流し続ける
音響機器による騒音も頻繁に報告されるトラブルです。
- 24時間テレビをつけっぱなしにしている
- 同じ番組や音楽を繰り返し大音量で流す
- 深夜にラジオを最大音量で聞いている
- 複数のテレビを同時につけている
- 意味不明な音声を録音して再生し続ける
このような行動は、幻聴を紛らわせるためや、外からの「声」をかき消すために行われることがあります。
当人にとっては必要な行為でも、周囲にとっては騒音でしかないでしょう。
「悪口を言っている」と突然怒鳴り込まれる
被害妄想が原因の「怒鳴り込み」もよくある事例です。
- 「壁越しに悪口を言っている」と突然訪問される
- 「監視されている」「盗聴されている」と主張される
- 根拠のない噂話について問い詰められる
これらは統合失調症の症状である「被害妄想」や「関係妄想」によるものと考えられます。
相手は実際に悪口を言われていると感じているため、論理的に説明しても理解してもらえないことがほとんどです。
玄関の前で張り込みのように待ち伏せされる
ストーカー的な待ち伏せ行動も、精神疾患の隣人トラブルではよくある事例といえます。
- 玄関前に長時間立っている
- 外出時間を狙って現れる
- 帰宅を待ち伏せしている
- 家族の行動パターンを監視している
- 来客があると外に出てきて観察する
このような行動は、主に妄想性の疾患に伴うものです。
相手が「何かを確認しなければならない」と思い込んでいることが原因として考えられます。
待ち伏せ自体に目的があるわけではないため、何度も繰り返されがちなのが難点です。
敷地内に勝手に入ってくる
境界線を越えた侵入行為もよくあるトラブルでしょう。
- 庭や駐車場に無断で入ってくる
- ベランダや窓の近くまで来る
- 洗濯物を触ったり持ち去ったりする
- 郵便受けを勝手に開ける
- 玄関ドアを叩いたり触ったりする
これらは住居侵入罪にあたる可能性があり、すぐ警察に相談すべきケースです。
正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の拘禁刑又は十万円以下の罰金に処する。
引用:e-Gov「刑法」
このケースでは、防犯カメラによる記録も有効な証拠となるでしょう。
外壁やドアに落書き・傷をつけられる
外壁やドアをはじめとする「器物損壊」の行為もトラブル事例としてよく挙がります。
- 玄関ドアに意味不明な文字が書かれる
- 外壁にスプレーで落書きされる
- 車に傷をつけられる
- 植木鉢を割られる
- ポストを壊される
このような行為は器物損壊罪として刑事事件になる可能性があります。
他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の拘禁刑又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。
引用:e-Gov「刑法」
被害を発見したらすぐに写真を撮影し、警察に被害届を提出しましょう。
無記名の郵便物をポストに投函してくる
郵便物を介した匿名での嫌がらせもよくある事例です。
- 意味不明な手紙が投函される
- 脅迫的な内容の文書が届く
- 同じ内容の手紙が何度も投函される
- 新聞の切り抜きに書き込みがされて届く
- 不快な画像や物が封筒に入れられる
投函された郵便物は証拠として保管しておきましょう。
内容によっては脅迫罪などの刑法に該当するため、警察に対応してもらえる可能性があります。
精神疾患の隣人からの嫌がらせを放置してはいけない!
精神疾患の隣人からの嫌がらせは、「相手の病気だから」と我慢してしまいがちです。
しかし、放置することで問題が深刻化しかねません。
以下ではなぜ放置がいけないのか、そして最終的にどう解決するのがベストか解説していきます。
嫌がらせが原因で「うつ」になってしまう人は多い
毎日続く騒音や怒鳴り込みなどの嫌がらせで、以下のような不調や精神疾患を発症してしまうケースは少なくありません。
- 睡眠不足
- 慢性的なストレス
- 不安障害
- うつ病 など
予測不可能な行動を取る隣人への恐怖心は、日常生活に大きな支障をきたします。
また、家族がいる場合は、子どもの発達や学習にも悪影響を与えるかもしれません。
我慢し続けて自分や家族の健康を害してしまう前に、第三者に助けを求めることが大切です。
精神疾患者による事件が起きても「刑事責任なし」で泣き寝入りとなる場合も
精神疾患者の犯罪行為は、法的な解決が困難な場合があります。
いわゆる「心神喪失状態」での犯罪行為は刑事責任を問えず、被害者が泣き寝入りする結果となり得るためです。
つまり「大きな事件が起きてからでは遅い」と考えて予防策を取らなければいけません。
先手を打てば不利益なく穏便に解決できる可能性あり
先手を打って、以下のような嫌がらせの証拠を集めて弁護士や警察に相談すれば、大きな事件が起きてしまう前に問題を解決できるかもしれません。
- 日時・場所・状況の詳細記録
- 音声・動画による記録
- 第三者の証言
- 騒音測定データ(dB値)
しかし、個人では相手の状況把握や証拠収集に限界があります。
そこで、専門的な調査技術を持ち、相手にバレずに証拠を収集する「探偵」に相談するのがおすすめです。
探偵が集めた証拠をそろえたうえで管理会社や警察に相談すれば、スピーディな問題解決が期待できます。
精神疾患の隣人からの嫌がらせがエスカレートする前に、先手を打って探偵に相談してみてください。
【匿名&無料相談窓口】精神疾患の隣人からの嫌がらせの証拠集めや身辺調査は「日本総合調査事務所」へ
当社「日本総合調査事務所」では、精神疾患に関連する近隣トラブルの調査・証拠収集に強い探偵サービスを提供しています。
「精神疾患の隣人には絶対バレずに相談したい」「隣人の親族などと接触して、なるべく穏便に問題を解決したい」といったお悩みをお持ちの方は、当社にお任せください。
- 専門的な調査技術:嫌がらせの決定的な証拠を安全に収集。裁判でも使える報告書を作成
- 身辺調査:隣人の生活状況や家族・親族の詳細なチェック。親族との接触で問題を解決できる可能性あり
- 匿名相談OK:「匿名相談を希望」とお伝えいただくだけ。第三者には絶対に情報を漏らさない
- 充実のアフターサポート:隣人の親族との話し合いや弁護士の紹介など、証拠収集にとどまらないサポートを提供
相談は完全秘密厳守で、匿名での相談も受け付けています。
まずは無料相談で現在の状況をお聞かせください。
どのような調査でどのように問題が解決できそうか、費用はどの程度かかるかなどをご説明いたします。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
精神病(精神疾患)の隣人の嫌がらせや相談窓口に関するQ&A
精神病(精神疾患)の隣人による嫌がらせに関する、よくあるQ&Aをまとめました。
統合失調症の隣人から嫌がらせを受けています。引っ越しを考えるべきでしょうか?
身の危険を感じる場合や、家族の安全が脅かされている状況では、引っ越しを検討するのもよいでしょう。
明らかな犯罪被害とみなされる場合は、自治体の転居費用助成制度を利用できる可能性もあります。
ただし、引っ越しはあくまで最終手段です。
まずは嫌がらせの事実がわかる証拠を集めて、警察や弁護士に相談するとよいでしょう。
ご自分での証拠集めが難しい場合は、当探偵事務所「日本総合調査事務所」でもご協力が可能です。
相談は完全無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
精神疾患の隣人とのトラブルに関する、24時間対応の相談窓口はありますか?
緊急性が高い場合は、24時間対応の警察(110番)や自治体の夜間相談窓口を利用してください。
賃貸住宅の場合は、管理会社が24時間体制の相談窓口を開設している場合もあるでしょう。
当探偵事務所「日本総合調査事務所」でも、24時間対応で精神疾患の隣人とのトラブルに関する相談を受け付けています。
匿名で無料相談が可能ですので、まずはトラブルの内容をお聞かせください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
精神病(精神疾患)の隣人の嫌がらせの相談窓口まとめ
精神疾患の可能性がある隣人とのトラブル相談窓口は主に以下の4つです。
- 警察|事件性があれば動いてくれる
- 自治体の生活課|解決へのアドバイスがもらえる
- 弁護士|「ひまわりお悩み110番」での法律相談がおすすめ
- 探偵|嫌がらせの証拠集めや隣人の身辺調査が可能
嫌がらせを放置することで重大な事件に発展する可能性があるため、先手を打って対策することが必要です。
証拠収集や精神疾患の隣人の詳細な状況把握が必要な場合は、専門的な調査技術を持つ探偵への依頼をおすすめします。
当探偵事務所「日本総合調査事務所」では証拠収集はもちろん、その後の問題解決に向けた全面的なアフターサポートが可能です。
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※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。