知らない人にスマホを向けられたときの対処法5選!警察が動く・動かないケースも解説

知らない人にスマホを向けられて「もしかして盗撮されてる……?」と不安になっていませんか?

勘違いだったらどうしようと悩んだ結果、モヤモヤしつつも黙ってその場をやり過ごす人は多いです。

この記事では、知らない人にスマホを向けられたときにできる5つの対処法や、警察が事件として動く・動かないケースについて徹底解説します。

「ネットに晒されてたらどうしよう……」と悩んでいる方は、できそうな対処法を実践して自分の写真(動画)のネット流出・拡散を食い止めましょう。

知らない人にスマホを向けられた!考えられる3つの可能性

知らない人にスマホを向けられたときに考えられる可能性は3つあります。

それぞれどのようなリスクがあるのかみていきましょう。

写真や動画を撮られている

知らない人にスマホを向けられたときに考えられるのは、勝手に写真や動画を撮られているケースです。

盗撮された写真(動画)がネット上に晒されると、以下のようなトラブルに巻き込まれることがあります。

  • 悪質なコメントを書かれる
  • 出会い系やアダルトサイトに流出する
  • ネットストーカーの標的になる
  • 個人を特定される
  • 学校や職場で噂になる

最近はシャッター音が出ないスマホや無音カメラアプリなどがあり、やろうと思えば誰でも盗撮できてしまう時代です。

知らない人からスマホを向けられて盗撮を疑うのは、むしろ健全な反応かもしれません。

一度ネットに流出した写真(動画)を完全に削除するのは難しいため、盗撮されたらなるべく早めに対処しましょう。

ストーカー被害にあっている

いつも同じ人からスマホを向けられている場合は、もしかしたらストーカー被害にあっているかもしれません。

以下の行為は「ストーカー規制法」の規制対象にあたるため、思い当たる場合は早めに警察に相談してください。

  • つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・うろつき
  • 監視していると告げる
  • 面会や交際の要求
  • 乱暴な言動
  • 無言電話・メール・SNSメッセージなど
  • 汚物などの送付
  • 名誉を傷つける
  • 性的羞恥心の侵害
  • GPS機器を取りつける
  • GPS機器で位置情報を取得する

ストーカー行為をした人は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科せられる可能性があります。

参考:警視庁「ストーカー規制法」

同じ人から何度もスマホを向けられたり、つきまといなどの迷惑行為にあったりしている場合は早めに警察に相談しましょう。

スマホを垂直に持っているだけ

意外と盲点なのが、相手が単にスマホを垂直に持っているだけのケースです。

この場合は写真や動画を撮られていないため、大きな問題にする必要はありません。

ただし人によっては、スマホを垂直に持ちながらあなたに以下のような嫌がらせ・ストーカー行為をしている場合もあります。

  • 嫌がらせで「盗撮するフリ」をしている
  • ストーカーがあなたの反応を見て楽しんでいる

不安な場合は周りの人に助けを求めるか、駅員や警察に相談してみましょう。

一つだけやってはいけないのが、嫌がらせやストーカー行為の証拠を掴むために「相手を盗撮し返す」ことです。

相手から「あの人に盗撮された!」と逆に訴えられるリスクがあるため、こちらから勝手に写真(動画)を撮るのは控えましょう。

知らない人にスマホを向けられたときの対処法5選

知らない人にスマホを向けられたら、以下5つの対処法を試してみてください。

それぞれの対処法がどのようなシーンに適切か、下記で詳しく解説します。

相手と距離を取る

知らない人にスマホを向けられて「盗撮されてる」と不安を感じたら、まずは相手と距離を取りましょう

相手がスマホを垂直に持ったまま追いかけてくる場合は、写真や動画を撮られている可能性が高いです。

まずは身の安全を第一に、相手のスマホ(視界)に写らない場所へ移動してください。

あえて振り返りながら「警戒している」ことをアピールすると、撮影者は撮影をためらう傾向があります。

怖くて仕方ないときは、走って逃げるだけでも十分です。

駅員に相談する

駅や電車内で知らない人にスマホを向けられた場合は、駅員に助けを求める方法もあります。

もし可能であれば、周りにいる協力してくれそうな人に「一緒に事務所まで付いてきてもらえませんか?」と声をかけてみましょう。

目撃者が一緒に証言してくれると、110番通報したときに警察が動きやすくなります。

よく利用する駅ならなおのこと、盗撮された旨を駅員に相談して、これ以上被害が拡大しないよう努めてもらいましょう。

警察に通報する

相手がしつこく追いかけてきたり、危険な状況だと判断できたりする場合は、迷わず警察に通報してください。

通報するときは以下の項目を伝えると、警察が最適な行動を取りやすくなります。

  • 相手の服装や特徴
  • 盗撮された場所
  • 盗撮時の状況

「盗撮されてるかわからないけど、とにかく怖い……!」と通報を悩む場合は、警察相談専用電話「#9110」に連絡してみましょう。

電話をかけた地域を管轄する警察の相談窓口につながり、状況に応じて相手への警告や検挙などの措置を講じてくれます。

参考:政府広報オンライン「警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ」

ネットに流出していないか調べる

知らない人にスマホを向けられたときにもっとも避けたいのが「盗撮された写真(動画)をネット上に晒される」ことです。

不特定多数の人の目にとまってからだと、自分の写真がいつ誰に悪用されてもおかしくない状況になってしまいます。

しかしネットの海は広いため、個人の力だけで盗撮された写真(動画)を見つけ出すのは困難です。

よほどネットリサーチに精通している人でなければ、盗撮被害の専門家である探偵に「流出した写真(動画)を見つけ出せないか」を相談してみましょう。

探偵に証拠を集めてもらう

先述のとおり、流出した写真(動画)を自分の力だけで見つけ出すのは難しいです。

駅員や警察に相談する際も、盗撮された証拠がなければ具体的な対策を打ってもらえないでしょう。

そのような場合に役立つのが、探偵の証拠収集サービスです。

探偵は最先端機材や検知システムなどを駆使して、通常のリサーチでは気づけないわずかな違和感をキャッチ。

流出した写真(動画)を見つけ出すのはもちろん、ネット上に晒した犯人の身元を特定することもできます。

証拠があれば法的措置を取れる可能性が高まるため、盗撮を確実に解決したい方は一度探偵に相談してみるのがおすすめです。

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※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

知らない人に勝手に写真を撮られた!警察が動く・動かないケースは?

知らない人に勝手に写真(動画)を撮られたとしても、残念ながらすべてのケースで警察が動いてくれるわけではありません。

ここでは、盗撮を通報したときに警察が動くケース・動かないケースを具体的にみていきましょう。

通報して警察が動くケース

知らない人に勝手に写真(動画)を撮られたとき、通報して警察が動くのは以下のようなケースです。

  • 防犯カメラに盗撮行為が映っている
  • 現場にいた人の目撃証言がある
  • 写真や動画がネットで公開されている

警察を動かすためには、盗撮映像や目撃証言のような、盗撮についての「証拠」が必要です。

しかし、防犯カメラをチェックしたり、目撃者を連れてきたりするのは誰でも簡単にできることではありません。

「駅員に軽くあしらわれた」「目撃者が一人もいない……」というケースも珍しくなく、そうこうしている間に証拠集めはどんどん難しくなってしまいます。

確実に警察を動かしたい場合は、通報する前に目撃者を見つけるか、探偵に盗撮された証拠を集めてもらいましょう。

通報しても警察が動かないケース

以下のケースでは、知らない人に勝手に写真(動画)を撮られても警察が動かないことがあります。

  • 被害の程度が軽い
  • 被害発生から時間が経っている
  • 被害の証拠が少ない(またはない)
  • 民事事件と判断された

たとえば「もしかしたら、一週間前に写真を撮られたかもしれない……」といった盗撮が不確かなケースでは、警察を動かすことができません

盗撮の証拠がなく、写真を撮られた事実が本当かどうかも確かめられないためです。

また、暴力や脅迫が含まれない民事事件(当事者間で解決するべき問題)と判断された場合も、基本的に警察を動かすことはできません

参考:兵庫県警察「兵庫県警察 Q&A/暴力団、薬物等に関すること」

警察が介入できない盗撮事件については、弁護士を交えて解決を促されるケースがほとんどです。

【匿名相談OK】警察が動いてくれないときは「日本総合調査事務所」に相談しよう

「知らない人に勝手に写真を撮られたけど、警察が動いてくれない……」とお悩みの方は、証拠集めの専門家に相談しましょう。

当社「日本総合調査事務所」では、盗撮やつきまといなどの調査を専門的に取り扱っており、状況に応じて以下のようなサービスを提供しています。

  • 最新技術を用いた盗撮調査
  • 盗聴器・GPS機器の発見調査
  • 犯人にバレない尾行や身元特定
  • 法的措置に向けた証拠書類の作成
  • 依頼者の安全を守る付き添いや警護

知らない人に勝手に写真を撮られたとき、証拠があれば法的措置を取れる可能性が高まります。

盗撮行為が犯罪と認められなくても、被害に応じて数十万円の慰謝料を請求できるケースも少なくありません。

「どうせ犯人は見つからない……」「泣き寝入りするしかないんだ」と諦めかけている方は、まずは「探偵への無料相談」の一歩を踏み出しましょう。

誰にも知られずに対処したい方に向けて、当社では無料の「匿名相談」にも対応しています。

電話・メール・LINEからお好きな方法で、24時間いつでもお気軽にご相談ください。

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※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

知らない人にスマホを向けられたことに関するよくある質問

知らない人にスマホを向けられた際によくある質問と、その回答をご紹介します。

知らない人にカメラを向けられてる気がする。盗撮を確かめる方法はある?

知らない人にカメラを向けられたとき、盗撮を確かめる方法には以下のようなものがあります。

  • シャッター音を確認する
  • 尾行されているか確認する

カメラを向けられてシャッター音がしているなら、相手に盗撮されている可能性があります。

相手がカメラを構えながら尾行してくる場合も、盗撮されている可能性が高いです。

なお、盗撮の可能性が極めて高い相手に「何かご用ですか?」と声をかけて確かめる方法もあります。

しかし、勘違いだったり相手が逆上して攻撃してきたりするリスクがあるため、声をかける方法はおすすめできません。

知らない人にスマホを向けられるのが異常に怖い…なぜ?

日本教育心理学協会によると「誰かに見られている気がする」「他人に見られるのが怖い」と感じやすい人は「他者視線恐怖症」を患っている可能性があります。

他者視線恐怖症とは、他人からの視線に強い恐怖や不安を感じる心理的な症状のこと。

赤面や顔面緊張などをともなう場合は、他者視線恐怖症を患っている可能性が高いです。

知らない人にスマホを向けられるのが異常に怖いときは「指を動かすことに集中する」「呼吸に意識を向ける」など、視線以外のことに注意を逸らしてみましょう。

他者視線恐怖症の恐怖や不安を軽減できることがわかっています。

参考:日本教育心理学協会「視線恐怖の治療メカニズム」

知らないおじさんに写真撮られたかもしれない…!訴えたらどんな罪になる?

知らないおじさんに写真を撮られた場合、状況に応じて以下のような罪に問われる可能性があります。

  • 名誉毀損罪
  • 撮影罪(性的姿態等撮影罪)
  • 軽犯罪法違反
  • 住居侵入罪
  • 肖像権の侵害
  • プライバシー権の侵害

たとえば、名誉毀損罪は3年以下の懲役・禁錮、または50万円以下の罰金

参考:法務省「刑法における 主な罪名・法定刑及び事件区分」

撮影罪(性的姿態等撮影罪)は3年以下の拘禁刑、または300万円以下の罰金です。

参考:e-Gov法令検索「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律」

肖像権やプライバシー権の侵害は原則として犯罪ではありませんが、数十万円相当の慰謝料を求められる可能性があります。

知らない人にスマホを向けられたときの対処法まとめ

知らない人にスマホを向けられたときの5つの対処法をおさらいします。

  • 相手と距離を取る
  • 駅員に相談する
  • 警察に通報する
  • ネットに流出していないか調べる
  • 探偵に証拠を集めてもらう

まずは身の安全を第一に、スマホを向けてくる相手と距離を取るようにしてください。

相手がしつこくスマホを向けてきたり、危険な状況だと判断したりする場合は、速やかに駅員や警察に相談しましょう。

盗撮された写真(動画)がネットに流出しているかを調べることも大切ですが、個人の力だけでは限界があります。

不安な場合は一人で抱え込まず、証拠集めのプロである探偵に相談しましょう。

今は「ただの知らない人」でも、盗撮行為がエスカレートすると「やっかいなストーカー」に豹変することもあります。

知らない人にスマホを向けられて悩んでいる方は、早期解決に向けて24時間・365日いつでも当社「日本総合調査事務所」にご相談ください。

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※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。