不審車両のナンバー検索・特定は可能?家の前をうろうろする不審な車の見分け方も解説

家の前に見慣れない不審な車が停まっていたり、同じ車を何度も見かけたりすると「この車の持ち主は誰だろう?」「ストーカーではないか」と不安になるでしょう。
この記事では、不審車両のナンバー検索・特定の方法と、家の前をうろつく不審な車がストーカーかどうかを見分ける方法を詳しく解説します。
不審車両に悩まされている方は、この記事を読んで安全な生活を取り戻しましょう。
不審車両のナンバー検索・特定は「個人ではほぼ不可能」
残念ながら現在の法律では、個人が不審車両のナンバープレートから持ち主を特定することはできません。
以下で、その理由と「現在でも可能な不審車両のナンバー検索・特定方法」を解説していきます。
プライバシー保護の観点で、2006年の法改正から特定が不可能に
2004年に個人情報保護法が施行されたことに関連し、2006年11月に「道路運送車両法」が改正されています。
参考:国土交通省「道路運送法等の一部を改正する法律案について」
法改正以前はナンバープレートの番号さえあれば、運輸支局で比較的簡単に「登録事項等証明書」を取得できました。
登録事項等証明書とは、所有者の情報を含めた自動車の登録内容を証明する書類です。
しかし現在は、ナンバープレートに加えて以下の書類・情報が必要になっています。
- 車台番号下7桁
- 本人確認書類
- 請求理由
車台番号は車のエンジンルーム内に刻印されており、それ以外では車検証でしか確認できません。
第三者が勝手に入手することは極めて困難でしょう。
なお、国土交通省がこの改正を行った理由は、自動車窃盗や詐欺などの犯罪者がナンバー検索制度を悪用するケースが増えたためです。
例外的に、私有地への放置車両の所有者確認や裁判手続きに必要な場合は開示される可能性がありますが、一般的な不審車両の調査では適用されません。
「無料のナンバープレート検索アプリ・検索サイト」は偽物なので使用NG
インターネット上には「ナンバープレート検索で無料で持ち主の情報がわかる」とうたうアプリやサイトが存在します。
しかし、これらはほとんどが詐欺的なサービスです。
法的に開示が制限されているはずの情報を「無料で簡単に提供する」と宣伝するサイトには、以下のようなリスクがあります。
- 個人情報を悪用される
- 詐欺被害に遭う
- 偽の情報を掴まされる
- クレジットカード情報を悪用される
こうした違法サービスを利用すると、不審車両の持ち主を特定するどころか、新たな事件の被害者になってしまいます。
利用は絶対に避けてください。
不審車両の持ち主を特定したいなら「探偵」へ相談を
法的な制限により個人でのナンバー検索が困難な現在、不審車両の持ち主を特定する唯一といえる方法が「探偵への相談」です。
探偵は探偵業法に基づいて、以下のような合法的な手段で車の所有者を特定できる可能性があります。
- 張り込みや尾行による行動パターンの把握
- 車両周辺での聞き込み調査
- ナンバープレート以外の車の特徴からの絞り込み
- 防犯カメラの設置
- その他、複数の情報を組み合わせた総合的な調査
探偵は「車のナンバー」のような単一の情報に依存せず、さまざまな角度から調査します。
車の特徴や出現パターン、周辺環境などを総合的に分析して所有者を特定していくのです。
当探偵事務所「日本総合調査事務所」では、わずかな手がかりから不審車両の持ち主を特定します。
匿名・無料相談が可能ですので、不審車両にお悩みならお気軽にLINEやメールでお問い合わせください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
家の前をうろうろする不審な車が「ストーカー」かどうかの見分け方
家の前に見慣れない車が頻繁に現れると不安になりますが、すべてが悪意のあるストーカーとは限りません。
「偶然の通りすがり」と「悪意のあるストーカー行為」を見分けるポイントを解説していきます。
明らかに現れる頻度が高い・停車時間が長い
ストーカー車両は異常な頻度で出現し、長時間停車するのが特徴です。
普通に生活するうえで、同じ車が毎日同じ時間帯に家の前に現れることは滅多にないでしょう。
以下のような状況が続く場合は、ストーカーの可能性を疑うべきです。
- 毎日決まった時間に同じ車が現れる
- 1時間以上同じ場所に停車している
- エンジンをかけたまま長時間待機している
- 人が乗車しているのに車から降りる気配がない
とくに、あなたの帰宅時間や外出時間に合わせて現れる車は警戒が必要です。
偶然の一致が何度も続くことは考えにくく、意図的な監視行為である可能性が高いといえます。
記録を残すためにも、車を見かけた日時や状況をメモしておくのがおすすめです。
ナンバープレートを隠している
悪意のある監視を行う車両は、身元が特定されることを恐れてナンバープレートを隠していることがあります。
以下のような状態は明らかに異常であり、ストーカー行為の可能性が高いでしょう。
- 停車中、ナンバープレートにカバーをかけている
- 泥や汚れで意図的にナンバーを見えなくしている
- ナンバープレートを折り曲げて見えにくくしている
正当な理由で車を駐車している人が、わざわざナンバープレートを隠す必要はありません。
このような行為は、違法行為の自覚がある証拠といえます。
ナンバープレートを隠した車を発見した場合は、すぐに警察に通報しましょう。
道路運送車両法では「ナンバープレートを見やすいように表示する」ことを義務としているため、取り締まりの対象になる可能性があります。
参考:国土交通省「ナンバープレートの表示を義務化している法律の規定」
自分の行動とシンクロして動き出す
ストーカー車両の特徴として、被害者の行動に合わせて動き出す点があります。
以下のような状況が続く場合は、明らかに監視されている可能性が高いでしょう。
- 自宅から出ると同時に車のエンジンがかかる
- 帰宅すると数分後に車が現れる
- 外出先でも同じ車を見かける
- 買い物先の駐車場でも同じ車が停まっている
とくに、普段行かない場所でも同じ車を見かける場合は、明らかに尾行されている証拠です。
このような状況に気づいたら、まずは家族や信頼できる人に相談してください。
その後、必要に応じて警察や探偵に相談しましょう。
必ずアイドリングしている
夏場や冬場でもないのに、いつもエンジンをかけっぱなしにしている不審車両は怪しいです。
万が一怪しまれたときに、すぐに逃げられるよう準備している可能性があります。
アイドリング車両を見つけた場合は、見えづらい位置から車内の人の様子を観察してみてください。
明らかにこちらを見ている、携帯電話で連絡を取っているなどの行動があれば、監視行為の可能性が高いです。
帰宅ルート・時間を変えても必ず現れる
ストーカー車両かどうかを確認する方法の一つが、帰宅ルートや時間を意図的に変えてみることです。
普通の住民や通りすがりの車であれば、あなたのルート変更に合わせて行動を変えることはありません。
しかし、ストーカー車両の場合は以下のような行動を取るでしょう。
- いつもと違う道を通っても同じ車が現れる
- 帰宅時間を変えても待ち伏せされている
- 遠回りしても途中で同じ車を見かける
- コンビニに寄り道しても駐車場で待機している
明らかに監視されていることが確認できた場合は、一人で対処しようとせず、すぐに警察や専門機関に相談するべきです。
この方法で不審車両がストーカーかどうか確認する場合は、安全を最優先に考えてください。
人通りの多い場所を選び、できれば家族や友人に同行してもらうことをおすすめします。
不審車両がストーカーっぽい場合の警察への通報の仕方
「不審車両がストーカーっぽい……」と感じたら、トラブルが起きる前に警察に通報することをおすすめします。
以下で、状況別の通報先を解説します。
緊急性が高い・ストーカーの証拠があるときは迷わず「110番」へ連絡
以下のような緊急性の高い状況やストーカーの証拠を抑えたときは、迷わず110番通報してください。
- 車から降りて自宅敷地内に侵入してきた
- 早朝から深夜まで長時間にわたって家の前で待ち伏せしている
- 車内からカメラを向けて盗撮されている様子を撮影した
110番通報の際は、以下の情報を整理して伝えましょう。
- 現在の状況:車の位置、分かれば乗車人数など
- 車両の特徴:車種、色、ナンバープレート
- 被害状況:不審車両が出現した頻度や期間
- 相手の行動:写真を撮影している、明らかに待ち伏せされているなど
警察官が現場に到着するまでは、安全な場所にいて相手に不要な刺激を与えないよう注意してください。
証拠として写真や動画を撮影する場合も、相手に気づかれないよう慎重に行いましょう。
【匿名OK】緊急性がない・ストーカーである確証がないときは警察の相談窓口「#9110番」へ
「同じ不審車両を何度か見かけたが、ストーカーの確証がない」ような状況では、警察の相談専用電話「#9110」を利用しましょう。
110番とは違い即座に警察官が駆けつけてくれるわけではありませんが、必要に応じて巡回の強化などで対応してもらえます。
ただし、あまりにも提供する情報があいまいだと「ただ相談しただけ」で終わってしまうケースも少なくありません。
これまでの不審車両の状況を時系列で整理して、普通ではないことを伝えてみてください。
注意:警察は必ず不審車両の調査をしてくれるわけではない
警察に不審車両の被害を相談したからといって、必ずしも積極的な捜査が行われるわけではないことを理解しておきましょう。
以下のようなケースでは、警察は積極的に動いてくれない可能性が高いです。
- 具体的な被害がまだ発生していない
- 証拠が不十分で事件性が認められない
- 思い込みや勘違いの可能性が高い
警察が動いてくれない場合の選択肢として「探偵への相談」があります。
探偵が集めた証拠があれば警察に動いてもらえる可能性が高いので、検討してみてください。
【匿名・無料】不審車両の持ち主特定・ストーカーかどうかの調査は「日本総合調査事務所」へ相談
不審車両の問題を一人で抱え込む必要はありません。
当社「日本総合調査事務所」では、不審車両の調査に関する以下のようなサービスを提供しています。
- 24時間365日の完全無料・匿名相談
- 防犯カメラによる24時間監視
- 尾行・張り込みによる不審車両の行動パターン分析
- 聞き込み調査による情報収集
- 車両の特徴からの絞り込み調査
- 警察や弁護士との連携サポート
相談の段階では、一切費用はいただきません。
「不審車両が本当にストーカーなのか分からない」「どこに相談すればいいか分からない」という方も、実名を明かすことなく電話・メール・LINEからお気軽にご相談いただけます。
以下は、実際に当社の不審車両調査をご依頼いただいた方のアンケートですので、ご参考ください。
不審車両による監視や嫌がらせは、放置すれば被害がエスカレートする可能性があります。
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※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
不審車両のナンバー検索まとめ
2025年現在、個人による不審車両のナンバー検索・特定は法的にほぼ不可能となっています。
しかし、以下のような特徴の不審車両はストーカーの可能性が高く、事件に発展する前に早めの対策が必要です。
- 異常な頻度で出現し長時間停車している
- ナンバープレートを隠している
- あなたの行動に合わせて動き出す
- 常にアイドリングしている
- 帰宅ルートや時間を変えても現れる
これらの特徴が複数当てはまる場合は、警察への通報や探偵による証拠収集を検討してください。
当社「日本総合調査事務所」では、車のナンバーやその他のわずかな手がかりから、不審車両の持ち主や目的を徹底的に調査します。
毎日のように現れる不審車両への不安が限界に達しているなら、相手を特定してストーカー行為をやめさせましょう。
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※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。