家に人がいるか確認する方法まとめ|人の出入りがあるときの兆候や対処法も解説

「家に帰ったら何か違和感がある」「誰かが勝手に家に入った痕跡がある気がする」「留守中に人が出入りしている可能性がある」と、自宅への不法侵入を疑う状況に遭遇して悩んでいませんか?
家に知らない人が出入りしているとき、その目的は以下のようにさまざまです。
- 空き巣による金品の窃盗
- ストーカーによる室内侵入
- 元恋人や知人による嫌がらせ
- 近隣住民とのトラブルによる報復行為
また、最近では合鍵を勝手に作成して侵入するケースや、スマートロックの脆弱性を狙った侵入もよく聞かれます。
不法侵入は、単なる金品の被害だけでなく、プライベートな空間を侵害される精神的な苦痛を引き起こす深刻な問題です。
早期に発見して確実な証拠を押さえることが、トラブルを解決するポイントとなります。
この記事では、簡単にできる家に人がいるか確認する方法から、侵入が疑われる兆候、そして実際に侵入されていると判明した場合の対処法まで詳しく解説します。
ひとりで悩まず、一緒に確認していきましょう。
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【すぐできる】家に人がいるか確認する方法5選
家に人がいるか、不法侵入があったか確認する方法は以下の5つです。
- ドアや窓にテープを貼っておく/紙片を挟んでおく
- 出かける前に各部屋の写真を撮っておく
- 玄関や窓際に薄く小麦粉やベビーパウダーをまいておく
- 家具の位置に薄く印をつけておく
- タンスの引き出しに微妙な段差を作っておく
身近にあるものを使って簡単に確認できます。
複数の方法を組み合わせて、侵入の有無を確かめていきましょう。
ドアや窓にテープを貼っておく/紙片を挟んでおく|開けられたか確認できる
もっともシンプルで効果的なのが、ドアや窓の開閉を検知するトラップを仕掛ける方法です。
以下の手順で行います。
- 透明テープを扉と扉枠の境目に貼る
- 窓のサッシ部分に細い紙片を挟む
- テープや紙片の位置を写真で記録しておく
- 帰宅時にテープが切れていたり、紙片が落ちていたりしないか確認する
ポイントは、侵入者に気づかれにくい位置に設置すること。
ドアの上部や窓の下部など、普段あまり目につかない場所を選びましょう。
また、勘違いしないように、風で飛ばされない場所に設置してください。
出かける前に各部屋の写真を撮っておく|外出前後で比べてみる
スマホカメラを使って、外出前の室内の状態を記録する方法です。
帰宅後に同じアングルで写真を撮り比較すれば、わずかな変化を発見できる可能性があります。
撮影のコツを以下にまとめました。
- 玄関、リビング、寝室など主要な部屋を撮影する
- 貴重品が置いてある場所は必ず撮影する
- 家具の配置や小物の位置が分かるように撮る
- 同じ位置から同じ角度で撮影する
- 日付と時刻が分かるように設定しておく
侵入者に分かる痕跡を残さないため、バレずに毎日監視できるのがポイントです。
また、もし実際に被害があった場合には写真を証拠として活用できます。
玄関や窓際に薄く小麦粉やベビーパウダーをまいておく|犯人の「足跡」を残せる
侵入者の足跡を確実に記録するため、玄関や窓際の床に薄く粉をまく方法です。
この方法は、侵入経路の特定と足跡などの証拠収集に役立ちます。
以下に詳細な手順をまとめました。
- 小麦粉やベビーパウダーを薄く床にまく
- 侵入が予想されるドア・窓などの経路には重点的にまく
- 粉の状態を写真で記録しておく
- 帰宅時に足跡や乱れがないか確認する
- 足跡があった場合は写真撮影してから掃除する
ただし、この方法は毎回小麦粉やベビーパウダーの掃除が必要になるのがデメリットです。
本当に侵入があれば決定的な証拠を押さえやすいものの、日常的な監視には向かないでしょう。
家具の位置に薄く印をつけておく|少しでも動けば人の出入りが分かる
家具の位置に目印をつけておけば、わずかな移動も気づけます。
椅子や机など大きい家具の脚の位置や、カーペットの端部分に鉛筆で薄く印をつけておきましょう。
この方法は、侵入者による部屋内の物色が疑われる場合に効果的です。
注意点として、印がはっきり見えると気づかれて家具の位置を戻される可能性があります。
あくまで「薄く、バレないように」印をつけるのがコツです。
もしくは、わざとズレた位置に濃く印をつけておき、印に合わせて家具を戻されても気づけるようにするのも良いでしょう。
タンスの引き出しに微妙な段差を作っておく|開け閉めがあれば分かる
引き出しや扉の開閉に気づくために、わざと微妙な段差を作る方法です。
金品の窃盗や私物の物色を目的とした空き巣の侵入の発見に効果があります。
以下のポイントを押さえておきましょう。
- わざと引き出しを完全に閉めずに1~2mm程度開けておく
- クローゼットの扉も同様に微妙に開けておく
- 段差の大きさを定規で測って記録する
- 複数の引き出しで同じように設定しておく
数mm程度の段差なら、侵入者も気づかずに引き出しやクローゼットを開け閉めする可能性が高いです。
段差を記録する作業が少し面倒ですが、空き巣の侵入が疑わしい場合には試してみてください。
家に誰か人がいる気がする……空き巣などの出入りが考えられる兆候
自宅に不法侵入された場合、必ず何らかの痕跡が残ります。
ここで解説する5つの兆候を見逃さないことで、早期発見と被害拡大の防止が可能です。
しっかりチェックしておきましょう。
鍵が開いている
もっとも分かりやすい侵入の兆候は、施錠したはずの鍵が開いていること。
単純に自分が施錠を忘れた可能性もありますが、確実に鍵をかけた記憶があるなら侵入を疑うべきです。
とくに、普段使わない勝手口や窓の鍵が開いている場合は侵入の可能性があります。
「最近鍵を紛失した」など心当たりがあれば、鍵を新しいものに交換するだけでも、さらなる被害を防げるかもしれません。
消したはずの照明や空調がついている
外出時に消したはずの電気がついていたり、エアコンが作動していたりする場合も侵入の可能性があります。
以下の電化製品をチェックしましょう。
- リビングや寝室の照明
- エアコンやヒーターなどの空調機器
- テレビやオーディオ機器
- 電気ポットや炊飯器などの家電
ただし、タイマー機能の設定忘れや、停電後の自動復帰機能による可能性も否定はできません。
他の兆候と合わせて確認してみてください。
家具の位置が変わっている
侵入者が室内を物色した際に、家具の位置が微妙に変わることがあります。
チェックすべき箇所は以下のとおりです。
- ソファや椅子の位置や向き
- テーブルの上の小物の配置
- 本棚の本の並び順
- カーテンの開き具合
- カーペットのずれや折れ曲がり
普段から室内の状態に注意を払っていないと気づきにくいため、発見には前述の「写真撮影」や「印つけ」の方法が有効です。
私物や金品がなくなっている
実際に以下のような物品がなくなっている場合は、明らかな空き巣の被害です。
- 現金や貴金属、宝石類
- クレジットカードや通帳、印鑑
- パソコンやスマートフォンなどの電子機器
- ブランド品や高価な衣類
- 書類や個人情報が記載されたもの
間違いなく盗難であることに気づいた場合は、すぐ警察に通報してください。
クレジットカード会社や銀行にも連絡して利用停止の手続きをしましょう。
タンスやクローゼットが開いている
私物を物色された痕跡として、収納系のタンスやクローゼットのような家具が開いていることがあります。
チェックポイントは以下のとおりです。
- タンスや衣装ケースの引き出し
- クローゼットの扉
- 押し入れの襖
- デスクの引き出し
- キッチンの食器棚
とくに普段使うことがあまりなく、閉まっているはずの引き出しや扉が開いている場合は、侵入者による物色の可能性が高いといえます。
万が一「家に人が出入りしている」と分かったときの対処法
家に人が出入りしていることが分かった場合には、感情的にならず以下の方法で冷静に対処してください。
「証拠を残すこと」と「再発防止の対策」を同時に進めることで、不法侵入の問題をスピーディーかつ確実に解決できます。
すぐできる対処法から順に見ていきましょう。
まずは鍵を交換する
不法侵入が確認できたら、最優先ですべての鍵を交換しましょう。
玄関だけでなく、勝手口や窓の鍵もすべて交換するのがポイントです。
可能ならオートロックなど、より防犯性の高いカギに切り替えることをおすすめします。
費用はかかりますが、あなたの安心と安全には代えられません。
目立たない位置にカメラやレコーダーを設置してみる
再発防止と証拠収集のため、防犯カメラや録音機器を設置します。
設置のポイントを以下にまとめました。
- 侵入経路となりそうな場所(玄関や勝手口・大きな窓付近)に重点的に設置する
- 侵入者に気づかれにくい、少し陰になる位置に設置する
- 夜間でも撮影できる機能があるものを選択する
- 長時間録画できる容量を確保する
ただし、隣家や道路などの私有地以外が映り込まないよう注意が必要です。
「プライバシーの侵害」として、隣人トラブルに発展するリスクがあります。
ホームセキュリティを利用する
費用をかけて本格的な防犯対策を検討するなら、警備会社のホームセキュリティサービスを利用する選択肢があります。
ホームセキュリティのメリットは以下のとおりです。
- 24時間体制で監視してもらえる
- 異常発生時には迅速に対応してもらえる
- 侵入者への心理的な抑制効果がある
初期費用や月額費用はかかりますが、安心して生活できる環境が手に入る方法です。
予算をかけられるなら検討してみてください。
警察に相談する
侵入の証拠が揃っているなら、警察に被害届を提出してください。
日時や状況をメモし、侵入の証拠となる写真や動画と一緒に提出するとスムーズに受理されやすいです。
もし犯人の心当たりがあれば、憶測のレベルだとしても警察に情報を共有しておきましょう。
「警察に相談=すぐに解決」ではありませんが、周辺でも同様の被害があれば本格的な捜査を開始したり、地域の警備を強化したりする可能性があります。
探偵に相談する
「犯人を特定したい」や「証拠が足りなくて警察が動いてくれない」といったケースでは、探偵への相談がおすすめです。
探偵に相談するメリットをまとめました。
- 専門的な調査技術による証拠収集
- 犯人の身元特定と動機の解明
- 法的手続きに使用できる報告書の作成
- 監視による再犯防止
とくに知人による嫌がらせやストーカー行為が疑われる場合には、探偵による調査が問題解決に直結する可能性があります。
もちろん、まったく知らない第三者が犯人のケースでも、専門的なノウハウによる証拠収集や犯人特定が可能です。
【無料・匿名相談OK】自宅に出入りする人間の特定・証拠集め・目的調査は日本総合調査事務所にお任せを
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※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
「まさに今、家に人がいる気がする」なら警察に通報しても良い?
帰宅時に「今、家に人がいる気がする」と感じたものの、確証を得られないケースでは警察への通報を迷ってしまいます。
警察通報の判断基準は以下のとおりです。
以下で詳しく解説します。
明らかに侵入の痕跡があるときは警察(110番)に即通報してOK
以下のように侵入が明らかな状況なら、迷わず110番に通報してください。
- 鍵が壊されているなど、明らかな侵入の痕跡がある
- 家の中から物音や話し声が聞こえる
- 電気がついているなど、明らかに人がいる兆候がある
- ドアや窓が開いているが、自分で開けた記憶がない
- 見知らぬ車が家の前に止まっている
家の中には入らず、安全な場所から警察に通報しましょう。
警察官が到着するまでは、家から離れた場所で待機してください。
迷った場合は警察の相談窓口「♯9110番」に連絡してみよう
確証はないものの不安を感じる場合は、警察相談専用電話「#9110」を利用しましょう。
#9110を利用すべき状況を以下にまとめました。
- 侵入の確証はないが、何となく違和感がある
- 過去にも同様の不安を感じたことがある
- 近所で不審者の目撃情報がある
- ストーカー被害を受けており、侵入が心配
- どう対応すべきか判断に迷っている
#9110の相談窓口では、警察官または相談員が状況をヒアリングし、110番通報の必要性や今後の対策をアドバイスしてくれます。
緊急性がない場合は#9110を活用しましょう。
家に人がいるか確認する方法に関するよくある質問
家に人がいるか確認する方法に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
常に家に誰かいる気がしてストレスです。どうすればよいでしょうか?
常に家に誰かがいる気がしてストレスなら、以下の対処法を試してみてください。
- 防犯カメラやセンサーライトを設置して安心感を得る
- 近所の人に最近の不審者情報がないか聞いてみる
- 探偵に相談して証拠を収集する
もっとも確実性の高い対処法は探偵への相談です。
探偵は実際に家に誰かが侵入しているか、侵入があった場合には誰が何の目的で行っているか調査します。
もし、専門的な調査ノウハウをもつ探偵の力をもっても何の証拠も出てこなければ、実際には侵入がなかったことが分かるため安心できるはずです。
当探偵事務所「日本総合調査事務所」では、24時間いつでもLINEやメール・電話で無料の匿名相談を受け付けています。
実際に被害があるか確認したい方はお気軽にご相談ください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
いつも謎の音がするので、家に誰か人がいるのを疑っています。確認する方法は?
音の原因を特定するため、まずは発生する時間や場所を詳しく確認しましょう。
決まった場所で音が発生している場合は、以下のような原因かもしれません。
- 配管の音
- 電気設備の作動音
- 近隣からの音の伝播
- 小動物の侵入
一方で「場所も時間も決まっていない」ケースや、人の声のような音が聞こえてくるケースは要注意です。
当探偵事務所「日本総合調査事務所」なら、専用の道具とノウハウで音の発生源を特定できます。
相談の段階で料金は一切かかりませんので、謎の音に不安を抱えている方は一度ご相談ください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
家に不審者が入ってくる確率はどのくらいでしょうか?
家に不審者が入ってくる確率は、およそ0.02%/年と推測できます。
警察庁の統計によれば、令和6年度の「住居侵入」の犯罪認知件数は10,175件です。
日本の世帯数は約5,000万世帯のため、単純計算で年間約0.02%、5,000世帯に1世帯が住居侵入の被害に遭っていることになります。
傾向として、防犯対策が不十分な一戸建て住宅の方がマンション等より狙われやすいです。
また、人通りの少ない住宅地は侵入リスクが高くなります。
施錠の徹底や防犯カメラの設置で対策しましょう。
家に人がいるか確認する方法まとめ
家に不審者が侵入しているか・人が出入りしているかは、テープや紙片をドアや窓に取り付けたり、小麦粉で足跡を残させたり、家具の位置に印をつけたり……といったカンタンな方法で確認できます。
鍵が開いている・照明がついている・家具の位置が変わっているなど、不法侵入の兆候があるときは確認してみましょう。
もし侵入があると判明したら、まず鍵を交換してから防犯カメラの設置や警察への相談を検討してください。
犯人の特定や確実な証拠収集が必要な場合は、専門的な調査ノウハウを持つ探偵への相談がおすすめです。
当社「日本総合調査事務所」では、住居侵入問題の解決に豊富な経験を持つ調査員が、犯人特定から証拠収集まで全力でサポートします。
相談は24時間365日無料で、匿名でのご相談も可能です。
少しでも違和感があったら、お気軽に不安や悩みをお聞かせください。
※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。