車にGPSがついているか調べる方法は?|取り付け場所や発見後にやるべき行動を解説

「どこへ行っても同じ人に会う」「運転中に誰かに見られている気がする」など、不安を感じていませんか。

不審な人物を見かけることが増えると「もしかして車にGPSが仕掛けられているかもしれない」という恐怖を抱く方もいるでしょう。

「気のせいかもしれない」と思い込まず、車にGPSが設置されていないか確認することが大切です。

この記事では、車にGPSがついているか調べる具体的な方法と発見後の適切な対処法を詳しく解説します。

現在は法改正により、無断でのGPS設置が違法となり、警察も積極的に対応してくれるようになりました。

安心した毎日を取り戻すための行動を始めましょう。

車にGPSがついているか調べる4つの方法

「車にGPSがつけられているかも」と不安に感じているなら、早めに確認して悩みを解消しましょう。

車にGPSが取り付けられているか確認するには、以下の4つの方法があります。

それぞれの方法を順番に見てみましょう。

1. 車外の取り付けやすい場所を目視で確認する

まずは車外でGPSが設置されやすいとされている、以下の場所を目視で確認します。

  • バンパー裏
  • ホイールハウス(ホイールの内側)
  • シャーシ下部
  • ナンバープレート裏
  • リアバンパーの裏

設置されやすい場所は人目につきにくく、強力な磁石で簡単に固定可能です。

GPS画像裏面マグネット
▲GPSの裏面。マグネットになっている

GPSは通常、たばこ箱程度の大きさで黒い防水ケースに入っており、磁石でしっかりと鉄部に貼りつけられています。

GPS画像表面

▲GPSの表面。サイズはたばこの箱くらい

確認する際は以下の点に注意が必要です。

  • 安全な場所で車をジャッキアップして確認する
  • 懐中電灯やスマートフォンのライトで車体の隅々まで照らす
  • 手が届きにくい部分は鏡や自撮り棒を活用して確認する
  • 不審な物体を見つけても、すぐに取り外さずに写真を撮って記録する

リアバンパーの裏など見づらい位置に設置されていると、思った以上に見つけるのが困難です。

下記の画像は、実際にリアバンパー斜め下あたりから撮った写真ですが、GPSがほとんど見えないことが分かります。

GPS画像リアバンパー裏

▲パッと見ただけでは全然見えない

内側まで照らしてのぞき込めば、隠れた位置に貼り付けられたGPSが見えてきます。

GPS画像車の変な位置

▲かなり見づらい位置までのぞき込むと見つかることがある

犯人は「見つからない場所」を狙って取り付けるので、見づらい位置もくまなく探すよう心掛けてください。

また、外側に不審な装置が見つからなくても、安心はできません。

次に、車内に設置されている可能性も見ていきましょう。

2. 車内の死角や電源周りを調べる

車内では、死角や電源周りを調べてください。

主な設置場所は以下のとおりです。

  • グローブボックス裏
  • 助手席やシート下
  • ダッシュボード内部
  • センターコンソール周辺

とくに電源が必要なタイプのGPSでは、シガーソケットやヒューズボックス周辺に不自然な配線の増設がないかチェックしましょう。

普段見えない場所に隠されていることが多いため、車検や定期点検の際に整備士が発見するケースもあります。

ただし、内装パネルを無理に外すと車を傷つけるかもしれません。

確認は手の届く範囲にとどめ、気になる場合は専門家に相談するのが安心です。

3. GPS発見器を使う

GPS発見器には種類があり、それぞれ特徴が異なります。

以下の表で違いを確認してみましょう。

タイプ特徴注意点
電波防御タイプ
(RF信号検出型)
発信中のGPSストラッカーや
盗聴器が発信する微弱な電波を
感知して発見する仕組み
・非通電・非発信状態の機器
(電源オフやスリープ中)は検知できない
・多くの電子機器の電波も
検知するため誤検知のリスクがある
磁気検出タイプ
(強力・強磁場警戒型)
GPS機器本体の中に搭載された
強力な磁場を感知する
強い強力や磁場干渉や金属製品など
による誤検知のリスクがある

市販品は3,000円から20,000円程度で購入でき、レンタルサービスも利用可能です。

ただし、操作には慣れが必要で、誤検知も多いため注意が必要です。

確実な調査を求める場合は、専門機材と豊富な経験を持つ業者への依頼をおすすめします。

4. 探偵に依頼する

GPS設置の疑いがある段階から、専門の探偵事務所に相談すれば、高精度な調査が可能です。

探偵に依頼するメリットは以下のとおりです。

  • 発見が難しいGPSも特定できる
  • 経験に基づき巧妙な設置場所も見つけられる
  • 調査が第三者に知られるリスクを最小限に抑えられる
  • GPS発見後の証拠保全について適切な対応ができる
  • 法的手続きに関するアドバイスも受けられる

探偵業法に基づく秘匿性により、調査していることが第三者にバレるリスクも最小限に抑えられます

日本総合調査事務所では、無料・匿名での相談を24時間365日受け付けています。

安心して相談できる環境が整っているため、不安を感じたら一人で悩まず相談してみましょう。

ご相談は無料です
お気軽にご相談ください
メール相談
電話相談予約
LINE相談

※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

車にGPSがついているのを見つけたときにやるべき3つの行動

「車にGPSがついている」という現実を目の当たりにすると、恐怖と混乱で頭が真っ白になってしまうものです。

落ち着いて以下の手順で行動すれば、問題の解決へとつながります。

  1. 触らず写真・動画で記録する
  2. 警察に相談して証拠を提出する
  3. 専門家に依頼してバレずに証拠を集める

GPSを見つけたときにやるべき行動を詳しく見ていきましょう。

1. 触らず写真・動画で記録する

GPSを見つけても触らず、証拠として写真や動画で記録しましょう。

機器に触れてしまうと指紋が付着し、法的な証拠として採用されない可能性があります。

証拠を残す際に注意すべき点は、次のようなものがあります。

  • GPS本体だけでなく、設置場所全体がわかるように撮影する
  • 複数の角度から撮影し、車体との位置関係や固定方法も明確に記録する
  • 発見した日時・場所・状況を詳細にメモに残す
  • 記録は具体的に残す(例:「○月○日○時頃、自宅駐車場で車のバンパー裏に黒い箱型の機器を発見」)

証拠は後の警察への相談や法的手続きで必要となるため、慎重に保存しておきましょう。

2. 警察に相談して証拠を提出する

証拠の記録が完了したら、速やかに最寄りの警察署の生活安全課に相談します。

2021年のストーカー規制法改正により、GPS機器を使った無断の位置情報取得は規制対象になりました。

そのため、警察が積極的に対応してくれる可能性が高まっています。

相談時は以下の証拠を持参してください。

  • 写真
  • 動画
  • 発見時の詳細メモ
  • これまでの被害の記録

警察では現場確認を行い、GPS機器の指紋採取などの科学捜査も実施します。

事前に相談内容を整理し、被害の経緯を時系列でまとめておくと、スムーズに手続きが進みます。

不安な場合は、信頼できる家族や友人に同行してもらいましょう。

参考:警視庁|ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部改正について

3. 専門家に依頼してバレずに証拠を集める

「誰かに相談したいけど、相手にバレて状況が悪化したら…」という不安を抱える方は、ストーカー対策に精通した探偵事務所へ相談しましょう。

探偵事務所では、以下のような多くのサポートが受けられます。

  • 法的守秘で第三者への漏えいリスクを最小化した対応
  • 犯人の特定や追加証拠の収集といった専門的な調査活動
  • 専門機材を使用した精密なGPS発見調査
  • 行動パターンの分析による追跡や証拠補強

探偵事務所を活用すれば、個人では対応しづらい部分まで調査し、証拠を確保できます。

車にGPSがついているか不安なら「日本総合調査事務所」に相談しよう

車にGPSが仕掛けられているかもしれないという不安を抱えている方は、専門家へご相談ください。

「証拠が不十分」「相談先がわからない」「家族にも打ち明けられない」といった悩みを抱える方は少なくありません。

日本総合調査事務所では、GPS発見調査や証拠収集を専門的にサポートしています。

  • 相談は完全無料で匿名での相談も可能
  • 24時間365日いつでも受付可能
  • 周囲に知られることなく秘密厳守で調査を実施

探偵業法に基づく守秘義務により、調査していることが第三者にバレる心配はありません。

専門機材を用いたGPSの徹底調査で原因を特定できれば、日常の運転や外出を安心して続けられます。

集めた証拠は警察への相談や法的手続きに活用でき、根本的な問題解決が可能です。

契約も必須ではありませんので、まずは気軽に無料相談をご利用ください。

ご相談は無料です
お気軽にご相談ください
メール相談
電話相談予約
LINE相談

※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

車にGPSが付けられる主な理由

車に無断でGPSが設置されるのは、さまざまな理由によるものです。

GPSを設置される要因を理解すれば、自分がなぜGPSをつけられているかわかるかもしれません。

恋愛や人間関係トラブルによる監視

車にGPSを設置する最も多い理由は、恋愛感情や人間関係のもつれによる監視です。

警察統計では、約6割のストーカー事案が元交際相手や配偶者による「別れ話」型で、嫉妬や束縛が原因です。

加害者は、相手の新しい交際相手の存在確認や、復縁の機会を探るために位置情報を悪用します。

元交際相手による監視は、GPS設置にとどまらず、さらに深刻化する可能性があります。

つきまといや待ち伏せに発展する前に、迅速な対応をとりましょう。

参考:警視庁|平成26年度 ストーカー加害者に対する精神医学的・ 心理学的アプローチに関する調査研究(Ⅰ)

盗難や犯罪目的による追跡

高級車や業務用車両は、組織的な盗難グループのターゲットになりやすく、GPS設置により行動パターンを把握される危険があります。

犯罪者は以下の内容をGPSで事前に調査し、盗難に最適なタイミングを見計らいます。

  • 車の保管場所
  • 普段の駐車時間
  • 長期間駐車される場所

とくに高額な外車やレクサスなどの人気車種では、転売目的での組織的犯行が多発しているため注意が必要です。

また、現金輸送車や貴金属運搬車両なども標的となりやすく、運送ルートや停車場所の把握に悪用されるケースがあります。

GPS設置が犯罪目的の場合、組織的犯行の可能性が高いため、発見した際は速やかに警察に届け出てください。

参考:日本テレビ|鍵を盗まずに車を窃盗する事件が立て続けに発生!その驚きの手口とは?

浮気や不倫の証拠収集

配偶者の浮気や不倫を疑う際に、行動の証拠を収集する目的でGPSが設置される場合があります。

離婚調停や慰謝料請求において、相手の不貞行為を立証するための位置情報として悪用されるケースです。

しかし、たとえ夫婦間であっても、無断でのGPS設置は2021年のストーカー規制法改正により違法行為となりました。

正当な浮気調査であれば、探偵事務所などの専門機関が適法な範囲で証拠収集を行います。
一方で、個人が感情的にGPSを無断で設置した場合、証拠として認められないだけでなく、設置者が法的責任を負う可能性があります。

浮気調査が目的であっても、無断でGPSを設置する行為は違法です。

被害を受けた場合は、早めに専門機関へ相談しましょう。​​

参考:警視庁|ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部改正について

車にGPSがついているかを自分で調べる際の注意点

「車にGPSが取り付けられているかも」と心配して、焦って調査してしまうことがあります。

ここでは、トラブルを避けるための3つの注意点を解説します。

車体や配線を傷つけないようにする

GPSがついているかを自分で調べる際は、車体や電装系統を傷つけないよう細心の注意を払いましょう。

素人判断でダッシュボードやドアパネルを無理に分解すると、以下のような故障の原因につながります。

  • 内部の配線を切断してしまう
  • プラスチック部品を破損させる
  • エアバッグ周辺の配線に触れて誤作動を起こす
  • 車底を確認する際に工具で車体を傷つける
  • 隠れた場所を無理に調べてバンパーやフェンダーにキズをつける

無理に隠れた場所を調べようとして、バンパーやフェンダーにキズをつけると、修理費用が高額になってしまいます。

GPSを発見するために愛車を傷つけてしまっては本末転倒です。

手の届く範囲での目視確認にとどめ、分解が伴う箇所は専門家に任せるのがおすすめです。

発見後は安全な場所で対応する

GPSを発見した場合は、設置者に気づかれないよう慎重な行動を心がけてください。

証拠を保全する際は、次の点に気をつけて対応しましょう。

  • 人目のない駐車場や路上ではなく、自宅ガレージや人通りの多い場所で対応する
  • 設置者に発見を気づかれないよう注意する(回収や手口の悪質化を防ぐ)
  • 一人で対応せず、信頼できる家族や友人に立ち会ってもらう
  • 写真や動画で記録する際は、周囲に不審者がいないか確認してから作業を始める
  • 夜間は避け、日中や十分な照明がある明るい場所で行う

安全な環境での対応により、確実な証拠収集と身の安全の両方を確保できるでしょう。

危険な行動は絶対にしない

GPSを発見しても、感情的になって危険な行動を取るのは避けてください。

危険な行動は以下のとおりです。

  • 相手に直接機器を突き返す
  • SNSで発見を公表する
  • 自分で設置者を特定しようとする行為

感情に任せた行動によって設置者が逆上し、暴力やストーカー行為がエスカレートする危険があります。

また、怒りに任せてGPS機器を破壊・廃棄してしまうと、犯人特定に必要な指紋や購入履歴などの重要な証拠が失われてしまいます。

「相手を問い詰めれば解決する」と考えがちですが、GPS設置者の多くは執着心が強いため、直接対応すると状況が悪化するだけです。

一時的な感情に流されず、冷静に専門機関への相談を優先しましょう。

車にGPSがついているか調べる方法に関するよくある質問

車のGPS発見に関してよく寄せられる質問と回答をまとめました。

車にGPSがついているか調べられる無料アプリはある?

2025年8月現在、車に設置されたGPSを発見できる無料アプリは存在しません

GPS発信機の電波をとらえるには専門的なセンサーが必要ですが、スマホには機能がないのが現状です。

確実にGPSの有無を調べたい場合は、専門機材を持つ探偵事務所や発見業者への相談をおすすめします。

日本総合調査事務所ではGPS調査に関する無料相談を24時間受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

ご相談は無料です
お気軽にご相談ください
メール相談
電話相談予約
LINE相談

※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

ドン・キホーテでGPS発見器は購入できますか?

現在、ドン・キホーテでは盗聴器発見器は取り扱いがありますが、GPS発見器の販売は確認されていません

確実に入手したい場合は、家電量販店や信頼できる通販サイトでの購入を検討しましょう

車のGPSを発見してくれる業者はありますか?

専門のGPS発見業者や探偵事務所では、高精度な機材と豊富な経験を活かしたGPS発見調査を提供しています。

業者では、一般では検出困難なロガー型GPSや巧妙に隠されたGPS機器にも対応可能で、車内外を徹底的に調査します。

業者選びの際は、以下の点を確認して選びましょう。

  • 実績の豊富さ
  • 明確な料金体系
  • 秘密保持体制

業者によって調査費用は変わるため、依頼前に確認しておく必要があります。

日本総合調査事務所では、GPS発見調査の実績が豊富で、24時間365日の無料相談を受け付けています。

ご相談は無料です
お気軽にご相談ください
メール相談
電話相談予約
LINE相談

※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

車にGPSがついているか調べる方法のまとめ

車にGPSが設置されているかは自分でもある程度調べられますが、安心して確実に解決するためには専門家への相談がおすすめです。

GPSが設置される背景には、恋愛トラブルや犯罪といった加害者側の問題があるため、あなたが抱え込む必要はありません。

2021年のストーカー規制法改正により、無断でのGPS設置は違法行為として警察が積極的に対応してくれるようになりました。

GPSを発見しても感情的にならず、写真での記録保存と警察への相談が重要です。

日本総合調査事務所では車のGPS発見調査や証拠収集を専門的にサポートしており、24時間365日無料・匿名相談を受け付けています。

不安を感じたら一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

ご相談は無料です
お気軽にご相談ください
メール相談
電話相談予約
LINE相談

※探偵業法にもとづき、違法性のある調査や犯罪への加担はお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。