コインテルプロとは?現代の「集団ストーカー」との関係性や手法まとめ

「見知らぬ人から監視されている気がする」「職場や近所で根拠のない悪い噂が広まっている」「自分の行動を把握しているとしか思えない嫌がらせを受けている」

こうした被害を訴えると「考えすぎ」「被害妄想では?」と片付けられてしまうことは少なくありません。

しかし、組織的な監視や嫌がらせは実際に存在し、かつてはアメリカ政府機関が公式に行っていた歴史があります。

それが「コインテルプロ(COINTELPRO)」です。

1956年から1971年までFBIが極秘で実施していたコインテルプロでは、現代の「集団ストーカー」と酷似した手法が使われていました

この記事では、コインテルプロの歴史と手法を詳しく解説するとともに、現代の集団ストーカー被害との共通点や、被害に遭っているかもしれないサインをお伝えします。

「自分の被害は本当なのか」と悩んでいる方はお読みください。

目次

コインテルプロとは|FBIが行った組織的監視・嫌がらせプログラム

コインテルプロ(COINTELPRO)とは「Counter Intelligence Program(対敵諜報プログラム)」から来ている造語

1956年から1971年までアメリカのFBI(連邦捜査局)が極秘で実施していた国内向け工作活動のことです。

コインテルプロを主導したのは、当時のFBI長官ジョン・エドガー・フーバーでした。

フーバーは冷戦下における「国家安全保障上の脅威」に対抗するという名目で、アメリカ国内のさまざまな団体や個人を監視・妨害する作戦を展開したのです。

コインテルプロの主なターゲットは以下のとおりでした。

  • アメリカ共産党
  • 社会主義労働者党
  • KKK(クー・クラックス・クラン)などの白人至上主義団体
  • ブラックパンサー党などの黒人民族主義団体
  • 反戦運動家やフェミニスト団体などの「ニューレフト」

とくに公民権運動の指導者たちは重点的に監視されており、かの有名なマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師(キング牧師)も標的とされていました。

FBIはキング牧師に対して「自殺を示唆する脅迫状」を送りつけるなど、常軌を逸した嫌がらせを行っていたことが後に判明しています。

コインテルプロは1971年まで完全に秘密のままでしたが、同年3月に「FBIを調査するための市民委員会」と名乗る活動家グループがペンシルベニア州メディアのFBI支局に侵入し、機密文書を持ち出してマスコミに公開

その存在が世間に知られることになりました。

コインテルプロで使われた5つの手法

コインテルプロでは、ターゲットを「暴露し、混乱させ、無力化する」ために、以下のような手法が用いられました。

その多くは違法で非倫理的なものであり、後に議会調査で厳しく批判されています。

ここでは、コインテルプロで実際に使われていた手法を詳しく見ていきましょう。

監視と尾行でターゲットの行動パターンを把握する

コインテルプロの基本となったのが、徹底的な監視と尾行です。

FBIはターゲットの日常生活を24時間体制で監視し、行動パターンや人間関係、弱点となりうる情報を収集しました。

プライバシーを完全に無視した以下のような手法が日常的に行われていたのです。

  • 自宅や職場への盗聴器の設置
  • 電話回線の傍受
  • 郵便物の開封と内容確認
  • 尾行による行動記録

監視活動の目的は単なる情報収集にとどまりません。

「常に見張られている」という感覚をターゲットに植え付け、心理的なプレッシャーを与えることも狙いの一つでした。

監視されていると気づいたターゲットは次第に疑心暗鬼になり、正常な社会生活を送ることが困難になっていきます。

偽情報を流してターゲットの社会的信用を失墜させる

FBIはターゲットに関する虚偽の情報をマスコミに流したり、偽のチラシや出版物を作成してターゲットの名前で配布したりする「ディスインフォメーション(偽情報工作)」を多用しました。

具体的には以下のような工作が行われています。

  • マスコミへの虚偽情報のリーク
  • ターゲットの名前を騙った偽のチラシ・出版物の配布
  • ターゲットになりすました偽の手紙の送付
  • 匿名の電話による嘘の情報拡散

偽情報工作によって、ターゲットは「危険人物」「犯罪者」「精神異常者」というレッテルを貼られ、社会的な信用を失っていきました

周囲の人々がターゲットを避けるようになり、孤立化が進んでいったのです。

組織内部に分断と対立を生み出して弱体化させる

FBIは標的とした組織の内部に工作員(スパイ)を送り込み、メンバー同士の対立を煽る工作を行いました。

偽の手紙や匿名の電話を使って「あの人があなたの悪口を言っていた」「あのグループがお金を横領している」といった虚偽の情報を流し、組織内部に不信感を植え付けたのです。

また、FBIは意図的に挑発的な行動を取る工作員を組織内に潜入させ、違法行為を誘発させることもありました。

こうして組織のイメージを悪化させ、世間からの支持を失わせようとしたのです。

職場や家庭に圧力をかけて社会的に孤立させる

コインテルプロでは、以下のような方法でターゲットの職場や家庭にも圧力がかけられました。

  • 雇用主に否定的な情報を提供して解雇に追い込む
  • 家主に働きかけて住居を追い出させる
  • 銀行に圧力をかけてローンを断らせる
  • 配偶者や親族に「不貞行為」や「危険な活動」について虚偽の情報を流す

こうした工作によって、ターゲットは仕事を失い、住む場所を失い、家族や友人との関係も破壊されていったのです。

心理的に追い詰めて精神を崩壊させる

FBIは「ガスライティング」と呼ばれる心理操作を行い、ターゲットに自分の正気を疑わせるような工作を仕掛けました。

たとえば以下のような方法で「誰かに監視されている」という不安を植え付けつつも、周囲には「被害妄想」に見えるよう仕向けたのです。

  • ターゲットの私物を少しだけ動かす
  • 誰も知らないはずの個人情報をほのめかす

ガスライティングの結果、多くのターゲットは精神的に追い詰められ、中には自殺に追い込まれた人もいました。

キング牧師に送られた「自殺を示唆する脅迫状」は、その象徴的な例といえるでしょう。

コインテルプロと現代の集団ストーカーの共通点

コインテルプロは1971年に公式には終了しましたが、その手法は現代の「集団ストーカー」被害と驚くほど似ています。

両者の共通点を詳しく見ていきましょう。

組織的な監視・尾行の手法が酷似

コインテルプロと現代の集団ストーカーに共通する最大の特徴は、「組織的な監視・尾行」です。

複数のFBI捜査官がチームを組み、ターゲットを24時間体制で監視していたのがコインテルプロ。

現代の集団ストーカー被害者も、複数の人間が入れ替わり立ち替わり尾行してくる、同じ車両を何度も見かけるといった被害を訴えています。

両者に共通する監視・尾行の特徴をまとめました。

  • 複数人がローテーションで監視を行う
  • ターゲットの行動パターンを完全に把握している
  • 自宅周辺や職場付近で不審な人物・車両が頻繁に現れる
  • 監視していることをあえて気づかせる「見せる監視」も行われる

個人が一人で行うストーカー行為とは異なり、組織的に行われるため証拠を掴みにくく、被害を訴えても「気のせい」と片付けられやすいのが特徴です。

ターゲットの社会的信用を破壊する目的が同じ

現代の集団ストーカーもコインテルプロも、最終的な目的は「ターゲットの社会的信用を破壊すること」にあります。

コインテルプロでは偽情報の流布や職場への圧力によって、ターゲットを社会から孤立させました。

現代の集団ストーカー被害者も、以下のような被害がよく報告されます。

  • 職場や近所で根拠のない悪い噂が広まる
  • 友人や家族との関係が急に悪化する
  • 取引先や顧客が離れていく
  • SNSで誹謗中傷を受ける

どちらのケースでも、ターゲット自身が直接攻撃されるというよりは、周囲の人間関係を操作して間接的に追い詰めていく手法が取られています。

心理的に追い詰めて「被害妄想」に見せかける戦術も共通

現代の集団ストーカーとコインテルプロに共通するもう一つの特徴が、「ガスライティング」による心理的攻撃です。

コインテルプロでは、ターゲットに「監視されている」という不安を植え付けながらも、周囲には「被害妄想」に見えるよう巧妙に工作が行われました。

現代の集団ストーカー被害者も、以下のような手口で同様の状況に置かれています。

  • ターゲットしか知らないはずの情報をほのめかす
  • 私物を微妙に移動させる
  • 特定の色や記号を繰り返し見せる(アンカリング)

被害者が周囲に助けを求めても、客観的な証拠がないため「妄想」と片付けられてしまうのです。

結果として被害者はますます孤立し、精神的に追い詰められていきます

集団ストーカー被害に遭っているかもしれないサイン

「自分は集団ストーカーの被害に遭っているのではないか」と感じている方のために、被害の可能性を示すサインをまとめました。

このような状況が複数当てはまる場合は、専門家への相談を検討してください。

以下で個別に詳しく解説します。

外出先で同じ人物や車両を頻繁に見かける

偶然の一致では説明がつかないほど外出先で頻繁に同じ特徴をもつ人物や車両を目にする場合、監視・尾行を受けている可能性があります。

以下のような状況に心当たりはないでしょうか。

  • 自宅を出ると必ず同じ位置に人がいる
  • 通勤経路で同じ車両を何度も見かける
  • 買い物先やレストランで同じ人物と会う
  • 旅行先でも見覚えのある人物を目撃する

集団ストーカーの場合、複数の人間がローテーションで監視を行っています。

そのため「まったく同じ人物」というよりは「同じ行動をとる人物」「同じ特徴の車両」を見かけることが多いのも特徴です。

職場や近所で根拠のない悪い噂が広まっている

自分に関する事実無根の悪い噂が広まっている場合も、集団ストーカー被害の可能性があります。

以下のような状況に心当たりがないか確認してみてください。

  • 同僚や近所の人の態度が急に冷たくなった
  • 身に覚えのない悪評が立っている
  • 取引先や顧客が理由もなく離れていく
  • SNSで見知らぬアカウントから誹謗中傷を受ける

集団ストーカーでは、ターゲットの社会的信用を失墜させるために、周囲の人に虚偽の情報を流すことがあります。

「あの人は○○らしい」といった噂の出所をたどると、不審な点が見つかるかもしれません。

自分の行動パターンを把握しているとしか考えられない嫌がらせを受ける

「なぜこのタイミングで?」「なぜこの場所で?」と思うような嫌がらせを受ける場合、計画的な行為である可能性があります。

具体的には以下のような嫌がらせです。

  • 外出しようとすると必ず邪魔が入る
  • 予定を変更しても誰かに待ち伏せされている
  • 誰にも話していないことを知っている人がいる
  • プライベートな会話の内容がなぜか漏れている

こうした被害は「偶然」とは言い難く、継続的な監視が行われていることを裏付けるものです。

被害の日時・場所・内容を記録しておけば、パターンが見えてくることがあります。

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集団ストーカー被害解決は探偵への相談が最短ルート

集団ストーカー被害を解決するには、客観的な証拠を集めることが不可欠です。

しかし、加害者は証拠が残らないよう巧妙に行動するため、被害者個人で証拠を掴むのは非常に困難でしょう。

そこで探偵事務所に相談し、以下のサポートを受けることをおすすめします。

  • 専門機材を使った監視・尾行の実態調査
  • 加害者の特定と行動パターンの把握
  • 法的措置に使える証拠の収集
  • 警察や弁護士への橋渡し

ただし、探偵事務所であればどこでも良いわけではありません。

集団ストーカー被害は通常の浮気調査や人探しとは異なり、複数の加害者を相手にする高度な調査技術が求められます。

実績のない事務所に依頼すると、十分な証拠が集まらないまま費用だけがかさんでしまう可能性もあるでしょう。

信頼できる探偵事務所の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

コインテルプロに関するQ&A

コインテルプロに関するQ&Aをまとめました。

Q.コインテルプロは現在も行われているのか?

A.公式には、コインテルプロは1971年にFBI長官フーバーの命令で終了しています。

ただし、FBI が保有する文書の多くは未公開のままであり、公開された文書も大幅に黒塗りされています。

「プログラムの名称が変わっただけで、同様の活動は続いている」と主張する研究者もおり、現在も行われている可能性は否定できません。

Q.エレクトロニックハラスメントとは何?

A.エレクトロニックハラスメント(電磁波攻撃)とは、電子機器や電磁波を使った嫌がらせ行為です。

集団ストーカー被害者の中には、電磁波攻撃を受けて以下の症状が出ていると訴える人もいます。

  • 体に痛みや熱感を感じる
  • 耳鳴りや頭痛が続く
  • 睡眠を妨害される
  • 電子機器が誤作動を起こす

エレクトロニックハラスメントは科学的に証明されていない部分も多いです。

ただし、同様の被害に心当たりがある場合は一人で抱え込まず、探偵などの専門家に相談することをおすすめします。

Q.コインテルプロ・集団ストーカーの目的は何なのか?

A.コインテルプロの公式な目的は「国家安全保障上の脅威を無力化すること」でした。

しかし実際には、政府の方針に反対する活動家や団体を弾圧するために利用されています。

また現代の集団ストーカーの目的は、以下のようにケースによってさまざまです。

  • 個人的な恨みや復讐
  • ビジネス上の競争相手の排除
  • 組織からの離脱者への制裁
  • 単なる愉快犯的な嫌がらせ

目的が何であれ、集団ストーカーはターゲットを社会的に孤立させ、精神的に追い詰める点で共通しています。

被害に遭っている場合は、早めに探偵などの専門家に相談して対策することが解決への近道です。

関連記事:集団ストーカーの正体と目的

Q.集団ストーカー被害を警察に相談しても動いてもらえないのはなぜか?

A.集団ストーカー被害を警察に相談しても、積極的に動いてもらえないケースが多い理由は以下のとおりです。

  • 客観的な証拠がない、または証拠として認められない
  • 個々の行為が軽微で立件が難しい
  • 加害者が特定できない

警察は基本的に「犯罪が発生した後」に動く機関であり、「監視されている」「嫌がらせを受けている」という段階では対応が難しいです。

警察に被害届を受理してもらうためには、客観的で具体的な証拠が必要になります。

探偵事務所に依頼して証拠を集め、それをもとに警察に相談するのがおすすめです。

関連記事:【実例】集団ストーカーが解決した人の事例まとめ|実例から知る解決方法・対策

コインテルプロのまとめ

コインテルプロの歴史が示しているのは、「組織的な監視・嫌がらせは現実に存在する」という事実です。

そして、その手法は現代の集団ストーカー被害と酷似しています。

「監視されている」「嫌がらせを受けている」と感じても、周囲に信じてもらえず苦しんでいる方は少なくありません。

しかし、被害が本物であれば、探偵のような専門家の調査で証拠を掴める可能性があります。

「監視されている気がする」「根拠のない悪い噂が広まっている」「自分の行動を把握しているとしか思えない嫌がらせを受けている」という方は、「日本総合調査事務所」にご相談ください。

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