【全49種】嫌がらせ・ハラスメント一覧と正しい対処法

「なぜ、こんなことをされなければいけないのか」

理不尽な嫌がらせやハラスメントに悩んでいませんか?

嫌がらせやハラスメント被害は精神的にも大きなダメージを与えます。

しかし、対処法がわからず泣き寝入りするしかないという方もいるでしょう。

この記事では、嫌がらせとハラスメントの一覧を具体例とともに今すぐできる対処を紹介します。

早急に対処をして平穏な日常を取り戻しましょう

目次
1 嫌がらせ・ハラスメント一覧と具体例

嫌がらせ・ハラスメント一覧と具体例

嫌がらせ・ハラスメントは、大きく8カテゴリに分類できます。

それぞれのハラスメントの詳細と具体例を紹介していきます。

関連した嫌がらせをすぐに読みたい人は上記の該当箇所をタップしてください。

仕事・働き方に関するハラスメント【全8種】

パワーハラスメント(パワハラ)

上司や先輩が立場を利用して部下に行う嫌がらせ行為のことです。

仕事に必要な指導を超えて、人格を否定したり、過度に叱責したりすることで、被害者を精神的にも肉体的にも傷つけます。

パワハラは職場の雰囲気も悪くなるため、現在は法律で防止が義務付けられています。

  • 上司が部下に対して人格を否定するような暴言を繰り返し、「無能」「給料泥棒」などと罵倒する
  • 達成困難なノルマを課し、達成できないと長時間の叱責や他の社員の前での見せしめ的な処罰を行う

セカンドハラスメント(セカハラ)

ハラスメントの被害を訴えた人に対して行われる二次的な嫌がらせのことです。

相談したことを理由に「大げさだ」「気にしすぎ」と被害を軽く扱ったり、逆に責められたりすることで、被害者はさらに傷つき、誰にも相談できなくなってしまいます。

  • セクハラ被害を人事部に相談した女性に対し、「誤解じゃないか」「あなたにも隙があった」と責任を転嫁する
  • パワハラを告発した社員を「トラブルメーカー」扱いし、重要な仕事から外したり、異動させたりする

リモートハラスメント(リモハラ)

在宅勤務やテレワーク中に起きるハラスメントのことです。

オンライン会議で部屋の様子を詮索したり、プライベートな時間にまで連絡を強要したりする行為が該当します。

画面越しだからこそ、相手との距離感を見誤りやすく、新しい形の嫌がらせとして問題になっています。

  • Web会議で部屋の様子や同居人について執拗に質問し、プライベートを詮索する
  • 業務時間外にも関わらず、深夜や早朝にチャットで即レスを要求し、常時オンライン状態を強要する

時短ハラスメント(ジタハラ)

働き方改革の名目で、仕事量は減らさないのに残業だけを禁止する嫌がらせです。

「定時で帰れ」と言いながら、終わらない仕事は持ち帰らせたり、サービス残業を暗に強要したりします。

表面的には改革に見えても、実際は従業員の負担が増えてしまう行為です。

  • 「定時で帰れ」と命令しながら、翌朝には前日分の仕事の完了を当然のように求める
  • 残業申請を一切認めない一方で、達成不可能な業務量を割り当て、休日の自宅作業を黙認する

リストラハラスメント(リスハラ)

会社を辞めさせたい社員に対して行う組織的な嫌がらせのことです。

直接クビにはできないので、わざと嫌な仕事を押し付けたり、仕事を取り上げたりして、自分から辞めたくなるように仕向けます。

精神的に追い詰めて退職に追い込む、陰湿な嫌がらせです。

  • ベテラン社員を突然倉庫係や清掃担当に配置転換し、屈辱的な業務を強いる
  • 「あなたには向いていない」「若い人に席を譲るべき」と繰り返し退職を促す面談を実施する

エイジハラスメント(エイハラ)

年齢を理由にした差別や嫌がらせのことです。

「若いから無理」「年寄りには分からない」など、年齢だけで能力を決めつけ、不当な扱いをする行為が該当します。

個人の実力や可能性を無視した偏見により、世代間の対立を生み出してしまいます。

  • 「若いから責任ある仕事は無理」と決めつけ、実力があっても重要なプロジェクトから外す
  • 50代の社員に対し「デジタルは分からないでしょう」と決めつけ、IT研修への参加を認めない

ペイシェントハラスメント(ペイハラ)

患者さんやその家族が医療スタッフに対して行う嫌がらせのことです。

治療への不満から暴言を吐いたり、理不尽な要求をしたりする行為が含まれます。

医療従事者が疲弊してしまい、結果的に医療の質が下がってしまう深刻な問題として注目されています。

  • 待ち時間への不満から看護師に「給料泥棒」「ヤブ医者の手下」などと暴言を浴びせる
  • 診察中に医師の診断に納得せず、「訴えてやる」と脅迫したり、SNSで個人を特定して誹謗中傷を行う

カスタマーハラスメント(カスハラ)

お客様の立場を悪用して、店員や従業員に理不尽な要求をする嫌がらせです。

正当なクレームを超えて、土下座を強要したり、長時間怒鳴り続けたりする行為が該当します。

接客業で働く人たちの心身に大きなダメージを与える社会問題になっています。

  • 些細なミスを理由に土下座を強要し、その様子を動画撮影してSNSにアップすると脅す
  • 「客を何だと思っている」と数時間にわたり電話で罵倒し続け、上司の自宅への謝罪訪問を要求する

性別・ライフステージに関するハラスメント【全8種】

セクシャルハラスメント(セクハラ)

性的な言動によって相手を不快にさせたり、職場環境を悪化させたりする行為のことです。

身体への不必要な接触、性的な冗談や質問、性的関係の強要などが含まれます。

相手が拒否しても繰り返される場合や、断ると不利益を受ける状況は特に悪質とされ、法的にも厳しく対処されます。

  • 飲み会で女性社員の隣に座り、太ももや肩に手を置いたり、「彼氏いるの?」と執拗に聞いたりする
  • 取引先との接待に若い女性社員を同席させ、お酌や「女性がいると華やかでいい」などと性的な役割を強要する

マタニティハラスメント(マタハラ)

妊娠・出産・育児を理由に職場で受ける嫌がらせや不当な扱いのことです。

妊娠を理由にした解雇や降格、育休取得への嫌味など、母性を否定するような言動が該当します。

少子化が進む中、働く女性が安心して子育てできる環境を奪う深刻な問題として認識されています。

  • 妊娠を報告した女性に「うちは育休なんて取れる雰囲気じゃない」と退職を促す
  • つわりで体調不良を訴える社員に「妊娠は病気じゃない」と言って休憩を認めない

パタニティハラスメント(パタハラ)

男性が育児休暇を取得したり、育児に参加したりすることを妨げる嫌がらせのことです。

「男が育休なんて」という偏見から、父親の育児参加を否定したり、キャリアに悪影響を与えたりする行為が含まれます。

男性の育児参加を阻害し、結果的に女性の負担も増やしてしまいます。

  • 育休を申請した男性社員に「奥さんがいるのに何で君が休むの?」と取得を諦めさせる
  • 子どもの発熱で早退する男性に「それは母親の仕事だろう」と嫌味を言う

妊活ハラスメント(ニンハラ)

不妊治療や妊活をしている人への配慮に欠ける言動や嫌がらせのことです。

治療のための通院を快く思わない態度を取ったり、「まだ子どもできないの?」と無神経な質問をしたりする行為が該当します。

精神的にも経済的にも負担の大きい妊活中の人をさらに追い詰めてしまう行為です。

  • 不妊治療の通院で休む社員に「また病院?仕事に集中してほしい」と嫌味を言う
  • 結婚して数年経つ女性に「子どもはまだ?不妊なの?」と無神経に聞く

2人目ハラスメント(フタハラ)

一人目の子どもがいる人に対して、二人目の出産を執拗に求めたり、逆に二人目を望むことを否定したりする嫌がらせです。

「一人っ子はかわいそう」「また産休?」など、家族計画への過度な干渉が該当します。

個人の選択を尊重せず、プレッシャーを与える行為です。

  • 「一人っ子はわがままに育つから、早く二人目作りなさい」と繰り返し言う
  • 二人目の妊娠を報告した社員に「また休むの?一人で十分でしょう」と批判する

マリッジハラスメント(マリハラ)

独身者に対して結婚を執拗に勧めたり、結婚していないことを否定的に扱ったりする嫌がらせです。

「まだ結婚しないの?」「いい歳して独身なんて」といった発言で、個人の生き方を否定します。

結婚は個人の選択であるにも関わらず、価値観を押し付ける行為です。

  • 30代の独身女性に「売れ残り」「行き遅れ」などと言って傷つける
  • 独身男性に対して「結婚もできない人間は信用できない」と仕事の評価まで結びつける

ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)

性別に基づく固定観念や役割を押し付ける嫌がらせのことです。

「男らしくない」「女のくせに」といった性別による決めつけや、仕事の割り振りで差別する行為が該当します。

個人の能力や希望を無視して、性別だけで判断することで、多様性を否定してしまいます。

  • 力仕事を女性に頼もうとしたら「これは男の仕事だから」と制止する
  • お茶出しや電話対応を女性社員だけに押し付け、「女性の方が向いている」と正当化する

ソジハラスメント(ソジハラ)

SOGI(性的指向・性自認)に関する嫌がらせや差別的な言動のことです。

本人の了承なく性的指向を暴露したり、「ホモ」「オカマ」などの差別的な言葉を使ったりする行為が含まれます。

LGBTQの人々の尊厳を傷つけ、職場での安心感を奪ってしまいます。

  • 同性愛者であることを本人の許可なく他の社員に暴露する(アウティング)
  • トランスジェンダーの社員に対して「どっちのトイレ使うの?」と配慮のない質問をする

人格・感情に関するハラスメント【全5種】

モラルハラスメント(モラハラ)

言葉や態度で相手の人格や尊厳を傷つける精神的な嫌がらせのことです。

無視、仲間外れ、人格否定、過度な批判など、目に見えない形で相手を追い詰めます。

身体的な暴力と違って証拠が残りにくいため、被害者は孤立しやすく、精神的に深刻なダメージを受けてしまいます。

  • 特定の社員だけ挨拶を無視し、会議の連絡をわざと伝えず孤立させる
  • 「お前は何をやってもダメだ」「存在価値がない」と人格を否定する言葉を繰り返す

ロジカルハラスメント(ロジハラ)

正論や理屈を武器にして相手を追い詰める嫌がらせのことです。

論理的には正しくても、相手の感情や状況を無視して一方的に正論を押し付け、反論の余地を与えません。

「論破」することで優位に立とうとし、相手の自尊心を傷つけてしまう行為です。

  • ミスをした部下に対して延々と理詰めで責め立て、「論理的に考えれば分かるでしょ」と追い詰める
  • 育児で疲れている同僚に「子育ては計画的にすれば楽なはず」と机上の空論を押し付ける

不機嫌ハラスメント(フキハラ)

自分の機嫌の悪さを周囲にぶつけて、職場の雰囲気を悪くする嫌がらせです。

イライラを態度に出したり、八つ当たりしたりすることで、周りの人を萎縮させます。

感情のコントロールができない人が、その負の感情を他人に押し付けることで職場全体が働きにくくなってしまいます。

  • 機嫌が悪いとドアを乱暴に閉めたり、物に当たったりして周囲を怯えさせる
  • 気分次第で部下への対応が変わり、機嫌が悪い日は些細なことで怒鳴りつける

ホワイトハラスメント(ホワハラ)

パワハラを恐れるあまり、部下に過剰に配慮することで、かえって成長機会を奪ってしまう行為のことです。

一見親切に見えますが、仕事を任せない、注意や指導をしないなど、部下の能力向上を妨げてしまいます。

上司に悪意はなくても、部下にとっては成長できない環境に置かれてしまう新しいタイプのハラスメントです。

  • 「君には難しいから」と言って、部下に挑戦的な仕事を一切任せず、簡単な作業ばかりさせる
  • ミスをしても「大丈夫、気にしないで」と言うだけで、改善点を指導せず成長の機会を奪う

ハラスメントハラスメント(ハラハラ)

何でもかんでもハラスメントだと訴えることで、相手を萎縮させたり、正当な指導を妨げたりする行為です。

必要な注意や指導までハラスメント扱いすることで、職場のコミュニケーションを破壊してしまいます。

本当のハラスメント被害を軽視することにもつながる問題行為です。

  • 仕事のミスを指摘されただけで「パワハラだ」と騒ぎ立て、上司を萎縮させる
  • 正当な業務命令に対して「これはハラスメントです」と拒否し、周囲を混乱させる

環境・身体・衛生に関するハラスメント【全3種】

スメルハラスメント(スメハラ)

体臭や口臭、香水などの匂いによって、周囲の人に不快感を与える行為のことです。

本人に自覚がない場合も多く、体質的な問題もあるため指摘しにくいのが特徴です。

しかし、職場環境を悪化させ、集中力の低下や体調不良を引き起こすこともあるため、適切な対処が必要とされています。

  • 強すぎる香水や柔軟剤の香りで、周囲の人が頭痛や吐き気を催してしまう
  • 口臭や体臭のケアを怠り、隣の席の人が仕事に集中できない状況を作ってしまう

スモークハラスメント(スモハラ)

喫煙者が非喫煙者に対して、受動喫煙を強要したり、タバコの煙や臭いで不快感を与えたりする行為です。

喫煙所以外での喫煙、喫煙後すぐの接客、会議中の喫煙休憩の強要などが該当します。

健康被害につながる可能性もあり、職場での分煙・禁煙対策が進められています。

  • 非喫煙者がいる飲み会で断りなくタバコを吸い、受動喫煙を強要する
  • 喫煙後すぐに会議室に入り、服や髪についたタバコの臭いで周囲を不快にさせる

音ハラスメント(音ハラ)

大きな音や不快な音を立てることで、周囲の人にストレスを与える行為のことです。

キーボードの打鍵音、独り言、鼻歌、咀嚼音など、日常的な音でも度を超えると問題になります。

在宅勤務が増えた現在では、オンライン会議中の生活音も新たな問題として注目されています。

  • デスクでガムを噛んだり、大きな音を立てて飲食したりして周囲の集中を妨げる
  • イヤホンから音漏れさせたり、スマホの通知音を大音量にしたりして職場環境を乱す

価値観・思想に関するハラスメント【全4種】

ワクチンハラスメント(ワクハラ)

新型コロナウイルス等のワクチン接種を巡って発生する嫌がらせ行為です。

接種していない人に対して執拗に接種を勧めたり、未接種を理由に職場や社会生活から排除したりすることがあります。

  • 「ワクチンを打たないなんて非常識」「みんなのことを考えて」と職場で公然と批判される
  • 未接種を理由に会議や懇親会への参加を拒否されたり、在宅勤務を強制される

逆ワクチンハラスメント(逆ワクハラ)

ワクハラの逆でワクチン接種者に対して接種したことを理由に行われる嫌がらせ行為です。

「体から毒が出る」「遺伝子が変わった」など科学的根拠のない主張で不安を煽ったり、接種者を危険視して避けたりすることがあります。

  • 「ワクチンを打った人からシェディングで健康被害を受ける」と言って接触を避けられる
  • SNSで接種者を「情報弱者」「製薬会社の実験台」などと侮辱し、個人攻撃を行う

テクノロジーハラスメント(テクハラ)

デジタル機器やITツールの使用能力の差を利用して行われる嫌がらせ行為です。

新しい技術に不慣れな人を「時代遅れ」と馬鹿にしたり、逆に詳しい人に対して過度に依存したりすることがあります。

世代間のデジタル格差を利用した優越感の誇示や、技術的な知識の差を悪用した精神的苦痛を与える行為が職場で問題となっています。

  • 「こんなことも分からないの?」とパソコン操作について高圧的に指導し、人前で恥をかかせる
  • ITに詳しい社員に業務外の個人的なスマホ設定やパソコン修理を無償で押し付ける

ダイアレクトハラスメント(ダイハラ)

方言や訛り、言葉遣いの違いを理由に行われる嫌がらせ行為です。

地方出身者の方言を笑いものにしたり、標準語を話せないことを理由に能力を低く評価したりすることがあります。

特定の地域の言葉を「田舎臭い」と侮辱したり、発音の違いを執拗に指摘したりすることで、相手のアイデンティティを否定し精神的苦痛を与えます。

  • 会議中に方言が出ると「何それ?日本語で話して」と馬鹿にし、周囲の笑いを誘う
  • 「その訛りじゃ営業は無理」「標準語を話せないと出世できない」と方言を理由に仕事の機会を奪う

コミュニケーションに関するハラスメント【全8種】

コミュニケーションハラスメント(コミュハラ)

コミュニケーション能力や対人スキルの差を理由に行われる嫌がらせ行為です。

内向的な人に「暗い」「ノリが悪い」と圧力をかけたり、雑談や飲み会への参加を強要したりすることがあります。

「コミュ力が低い」とレッテルを貼り、仕事の評価や人格否定につなげることで、相手に精神的苦痛を与えます。

  • 休憩時間に一人でいると「協調性がない」「チームワークを乱す」と批判される
  • 「もっと明るく話せ」「笑顔が足りない」と性格や表情を執拗に指摘し、改善を強要する

パーソナルハラスメント(パーハラ)

個人の性格や容姿、趣味嗜好など人格的な部分を攻撃する嫌がらせ行為です。

仕事と無関係な私生活や外見について批判したり、個人の価値観を否定したりすることがあります。

「あなたのその性格が問題」など人格攻撃を繰り返すことで、相手の自尊心を傷つけ、精神的に追い詰めます。

  • 「その趣味は理解できない」「センスが悪い」と私生活や好みを公然と批判する
  • 「性格を直さないと誰からも好かれない」と人格否定を繰り返し、自信を喪失させる

ラブハラスメント(ラブハラ)

恋愛や結婚に関する価値観を押し付けたり、恋愛事情を執拗に詮索したりする嫌がらせ行為です。

「恋人がいないなんておかしい」「早く結婚しないと」などプレッシャーをかけたり、プライベートな恋愛話を無理やり聞き出したりすることがあります。

独身者や恋愛に興味がない人を異常扱いすることで、精神的苦痛を与えます。

  • 「いい歳して独身なんて問題がある」「恋愛経験がないのは人として未熟」と価値観を押し付ける
  • 職場で恋愛事情を執拗に聞き出し、答えないと「隠し事をしている」と噂を流される

フォトハラスメント(フォトハラ)

写真撮影やSNS投稿を巡って発生する嫌がらせ行為です。

撮影を拒否しているのに無理やり写真を撮ったり、許可なく撮影した写真をSNSに投稿したりすることがあります。

「写真映りが悪い」と削除を求めても応じなかったり、加工アプリで勝手に修正したりすることで、相手の肖像権やプライバシーを侵害する行為が社会的に問題となっています。

  • 飲み会で「付き合いが悪い」と集合写真を強要し、拒否すると「ノリが悪い」と批判する
  • 無断で撮影した写真をSNSに投稿し、削除依頼を「気にしすぎ」と無視する

事後ハラスメント(ジゴハラ)

ハラスメント調査や報告が終了した後に、その関係者に対して行われる嫌がらせ行為です。

調査に協力した被害者や証言者に対して報復的な行動を取ったり、調査内容を理由に差別的な扱いをしたりすることがあります。

加害者とされた人への過度な制裁や、調査結果を悪用した新たなハラスメントなど、問題解決後に二次的な被害を生む原因となります。

  • ハラスメント相談をしたことを理由に「告げ口した」「裏切り者」と陰口を言われ、職場で孤立させられる
  • 調査に証言として協力した社員に対して、仕事を与えない、昇進から外すなど不利益な扱いをする

レイシャルハラスメント(レイハラ)

人種や民族、国籍の違いを理由に行われる嫌がらせ行為です。

外見や名前から勝手に国籍を決めつけたり、偏見に基づくステレオタイプを押し付けたりすることがあります。

また、「外国人だから」という理由で能力を過小評価したり、文化的な違いを「変」「おかしい」と侮辱したりすることで、相手の尊厳を傷つけます。

  • 「外国人は信用できない」「日本の常識が分からない」と仕事を任せない。
  • アジア系の見た目だけで中国語で話しかけたり、「国に帰れ」と暴言を吐く。

エアーハラスメント(エアハラ)

場の空気や雰囲気を利用して行われる間接的な嫌がらせ行為です。

無視や仲間外れなど直接的な言動を伴わずに、視線や態度、沈黙などで相手を威圧したりすることがあります。

また、暗黙の了解やその場の雰囲気を読めないことを理由に排除したり、「空気を読め」という圧力で精神的苦痛を与えます。

  • 会議で提案すると無表情で見つめられ、誰も反応せず無言の圧力をかけられる
  • 特定の人が発言すると急に静かになったり、ため息をついたりして居心地を悪くさせる

ソーシャルハラスメント(ソーハラ)

SNSやオンラインツールを利用して行われる嫌がらせ行為です。

職場の上司が部下にSNSの友達申請を強要したり、投稿に「いいね」を要求したりすることがあります。

また、プライベートの投稿を監視して職場で話題にしたり、業務時間外にSNSでメッセージを送り続けたりすることで、公私の境界を侵害し精神的苦痛を与えます。

  • 休日の投稿を見て「遊んでいる暇があるなら仕事しろ」とメッセージを送られる
  • 上司のSNS投稿に「いいね」をしないと「付き合いが悪い」と評価を下げると脅される

プライベート・趣味嗜好に関するハラスメント(その他)【全7種】

グルメハラスメント(グルハラ)

食べ物の好みや食事スタイルについて、必要以上に干渉したり批判したりする行為です。

「美味しいものを教えたい」という気持ちが行き過ぎて、相手の食の好みを否定したり、特定の店や料理を押し付けたりしてしまうことがあります。

その結果、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまいます。

  • 上司が「君はまだ本物の味を知らない」と高級店に無理やり連れて行き、食べ方まで細かく指示する
  • 職場でお弁当を食べていると「そんなジャンクフードばかり食べて」と毎回説教される

カラオケハラスメント(カラハラ)

カラオケの場で歌うことを強要したり、歌い方や選曲について批判したりする行為です。

「みんなで楽しもう」という雰囲気の中で、歌いたくない人に無理やり歌わせたり、歌唱力を馬鹿にしたりすることがあります。

その結果、本来楽しいはずの場が、苦痛な時間になってしまいます。

  • 歓送迎会で「新人は必ず歌うもの」と強要され、断ると「ノリが悪い」「協調性がない」と批判される
  • 歌った後に「音痴だね」「その歌古いよ」など、歌唱力や選曲をみんなの前で笑いものにされる

お菓子ハラスメント(オカハラ)

職場でのお菓子配りや差し入れを巡って発生する嫌がらせ行為です。

お土産やお菓子を配る際の暗黙のルールを押し付けたり、受け取りを強要したりすることがあります。

ダイエット中の人に執拗に勧めるなど、相手の事情を無視した行為が職場の人間関係を悪化させています。

  • 「お返しのお菓子がない」「配る順番が違う」など、お菓子配りのマナーについて細かく注意される
  • ダイエット中と伝えているのに「少しくらい大丈夫」「付き合いが悪い」とお菓子を無理やり勧められる

エンジョイハラスメント(エンハラ)

「楽しむこと」を過度に強要し、相手にプレッシャーを与える行為です。

イベントや飲み会で「もっと楽しんで」「テンション低い」などと盛り上がりを強制することがあります。

その人なりの楽しみ方を認めず、特定の振る舞いを求めることで、かえって苦痛を与えてしまう問題が指摘されています。

  • 社員旅行や懇親会で「なんで笑わないの?」「もっとはしゃいで」と無理やり盛り上がることを要求される
  • 静かに過ごしたいのに「ノリが悪い」「場を白けさせる」と集団での行動や参加を強制される

マッチングアプリハラスメント(マチハラ)

マッチングアプリの利用や恋愛観について過度に干渉する行為です。

アプリでの出会いを否定したり、利用していることを揶揄したり、逆に利用を強要したりすることがあります。

個人の恋愛スタイルや価値観を尊重せず、自分の考えを押し付けることで相手を不快にさせます。

  • 「アプリなんて真剣な出会いはない」「そんなので出会うなんて」と利用者を見下す発言を繰り返す
  • 独身の同僚に「早くアプリ始めなよ」「このアプリがいいよ」と執拗に勧誘し、プライベートに踏み込む

票ハラスメント(票ハラ)

選挙や投票、アンケートなどで特定の候補者や選択肢への投票を強要する行為です。

職場や組織内で「誰に投票したか」を聞き出そうとしたり、特定の候補への投票を迫ったりすることがあります。

投票の自由や秘密を侵害し、民主主義の根幹を揺るがす深刻な問題です。

  • 上司が「うちの会社は○○候補を応援している」と暗に投票先を指示し、投票後に確認しようとする
  • 組合や団体で「みんな○○に入れるから」と同調圧力をかけ、違う選択をすると仲間外れにする

就活終われハラスメント(オワハラ)

企業が内定を出した学生に対して、他社の選考を辞退するよう圧力をかける行為です。

「今決めないと内定取り消し」などと脅したり、他社の選考を受けることを妨害したりすることがあります。

学生の職業選択の自由を奪い、将来の可能性を狭めてしまう社会問題です。

  • 内定承諾書にサインするまで帰さない、「他社は全て断れ」と長時間拘束して圧力をかける
  • 他社の最終面接日に研修や懇親会を設定し、「来ないなら内定取り消し」と選考を妨害する

近隣トラブル・嫌がらせ【全6種】

ストーカー

特定の人物に対して執拗に付きまとい、待ち伏せ、押しかけなどを繰り返す嫌がらせ行為です。

恋愛感情やその他の好意が満たされなかったことへの恨みから行われることが多く、被害者に恐怖や不安を与えます。

SNSでの執拗な監視や接触も含まれ、深刻な場合は身の危険につながることもあります。

  • 元交際相手が別れた後も自宅や職場で待ち伏せし、「やり直したい」と何度も接触を図り、断ると「他の男と会うな」と脅迫する
  • SNSで執拗にメッセージを送り続け、ブロックされると別アカウントを作成し、行動を監視してコメントを残す

盗聴・盗撮

相手の同意なく会話を録音したり、プライベートな場面を撮影したりする悪質な嫌がらせ行為です。

自宅や職場に機器を仕掛けられ、私生活が侵害されることで、被害者は常に監視されている恐怖を感じます。

得られた情報が脅迫材料として使われたり、ネット上に流出したりする二次被害の可能性もあります。

  • アパートの部屋に小型カメラが仕掛けられ、日常生活が盗撮されていることが発覚し、映像をネタに脅迫される
  • 職場のデスクや会議室に盗聴器が設置され、業務上の機密情報や個人的な会話が外部に漏れる

騒音トラブル

意図的に大きな音を立てて近隣住民に精神的苦痛を与える嫌がらせ行為です。

深夜や早朝の騒音、壁や床を叩く音、大音量での音楽など、生活を妨害する行為が繰り返されます。

睡眠不足やストレスから体調を崩す被害者も多く、単なる生活音との線引きが難しいため、解決が困難なケースもあります。

  • 深夜に壁を叩いたり、床を踏み鳴らしたりして、毎晩のように睡眠を妨害され、抗議すると逆に騒音がエスカレートする
  • 早朝から掃除機をかけたり、大音量で音楽を流したりして、在宅勤務に支障をきたすほどの騒音を意図的に出される

いじめ

学校や職場などで特定の人物を標的にし、継続的に精神的・身体的な苦痛を与える嫌がらせ行為です。

無視や仲間外れ、暴言、暴力など様々な形で行われ、被害者を孤立させます。

集団で行われることも多く、周囲が見て見ぬふりをすることで、被害者の苦痛はさらに深刻化し、心に大きな傷を残します。

  • 職場で特定の社員だけ情報共有から外され、仕事に必要な連絡も意図的に伝えられず、ミスをすると集団で責められる
  • 学校でSNSグループから外され、悪口や根も葉もない噂を流され、クラス全体から避けられるようになる

ネットでの誹謗中傷・デマ拡散

SNSや掲示板で特定の人物の名誉を傷つける書き込みや、虚偽の情報を広める嫌がらせ行為です。

匿名性を利用して行われることが多く、一度拡散された情報は完全に削除することが困難です。

被害者の社会的信用が失われたり、精神的に追い詰められたりすることで、日常生活に深刻な影響を及ぼすことがあります。

  • SNSで実名や顔写真とともに「不倫している」「犯罪者だ」などの虚偽情報を投稿され、拡散されて職場にも知られる
  • 掲示板に個人情報とともに誹謗中傷が書き込まれ、それを見た人から嫌がらせの電話やメールが殺到する

異臭・器物損壊などの近隣トラブル

悪臭を発生させたり、他人の所有物を壊したりする嫌がらせ行為です。

ゴミの不法投棄、汚物をまく、車や自転車への傷つけなど、様々な形で行われます。

証拠を残しにくい手口も多く、犯人の特定が困難なケースもあります。

エスカレートすると、身の危険を感じるほどの被害に発展することもあります。

  • 玄関前に生ゴミや汚物を撒かれ、悪臭で生活に支障が出る上、片付けても繰り返し同じ嫌がらせをされる
  • 駐車場の車に傷をつけられたり、タイヤをパンクさせられたり、庭の植物に除草剤をかけられたりする

嫌がらせやハラスメントは多種多様で、誰もが被害者にも加害者にもなり得る問題です。

とわいえ、嫌がらせを受けているなら黙っている必要はありません。

適切な対応をしていきましょう。

次の章では嫌がらせの対処法について解説していきます。

今すぐできる嫌がらせ・ハラスメントの対処法

嫌がらせやハラスメントを受けた場合は、以下のように対応をしていきましょう。

相手の言動をすべて記録して証拠を残す

嫌がらせに対処する上で、相手の言動をすべて記録して証拠を残すことは重要です。

証拠がなければ、第三者に被害を正しく伝えられなくなります。

以下のような内容を記録しておくとよいでしょう。

  • 嫌がらせを受けた日時と場所
  • 相手の言動や態度の具体的な内容
  • 自身の心理的・身体的な影響
  • 周囲にいた第三者がいれば、第三者の名前

証拠を残す際は、形式にも工夫が必要です。

とくに以下のような形で記録しておくと、後から第三者に説明する際にも役立ちます

  • スマホの写真・動画・録音
  • 日記形式のメモ
  • クラウドや外部デバイスへのバックアップ

これらの証拠は、警察や弁護士に相談する際の強力な材料になります。

証拠があると味方も作りやすくなり、一緒に抗議してくれる仲間を作ることもできます。

社内の相談窓口や上司に事実を伝える

嫌がらせの被害を解決するための最初の行動は、職場内の信頼できる窓口や上司に相談することです。

会社には、パワハラ・セクハラなどの通報や相談を受け付ける相談窓口やコンプライアンス部署が設けられている場合があります。

また、信頼できる直属の上司や人事部門に報告するのも選択肢です。

ただし、以下のポイントに注意しないとうまく伝わらないことがあります。

  • 感情的にならず、冷静に事実を伝える
  • 事前に証拠や記録を準備しておく
  • 第三者が同席していた場合は、その名前も伝える

相談記録も残しておくと、万が一トラブルになった際の証拠になります。

探偵に相談して相手の行動を調査してもらう

なんとかして嫌がらせやハラスメントの実態を立証したいときは、探偵に相談して相手の行動を調査してもらいましょう。

探偵事務所では、張り込みや聞き込みなどの合法調査を通じて、相手の不審な行動やハラスメントの証拠を収集してくれます。

また、以下のような具体的なメリットがあるため、探偵の力を借りるのがおすすめです。

  • 法律に準拠した方法で証拠を確保できる
  • 自分では収集が難しい証拠も集められる
  • 専門家による報告書が法的資料として使える

自力では証明しにくい嫌がらせの事案は、探偵による調査で真実が明らかになる可能性があります。

関連記事:足のつかない嫌がらせに悩んでいる方へ!合法的な仕返し5選

弁護士に相談して相手の行為が違法か判断してもらう

嫌がらせやハラスメントが法律違反にあたるかどうかは、専門家である弁護士に確認しましょう。

個人では法律違反で訴えられる事案だと思っていても、実際は違法と認定されない可能性もあります。

また、以下のようなメリットがあるため法律相談を活用するのがおすすめです。

  • 相手の言動が違法かどうかを明確にできる
  • どのような証拠が必要か具体的な助言を受けられる
  • 警察への相談が適切か判断できる

たとえば「パワハラ」や「ストーカー」などの行為は、目的が「加害者の処罰」なのか「損害回復」なのかによって、どこに相談すればよいかも変わってきます

そのため、刑事・民事どちらの責任を問えるかを知ることが重要です。

泣き寝入りしたくないと感じたら、法律のプロに相談することも検討してみてください。

嫌がらせ・ハラスメントの仕返しには証拠収集が必須

嫌がらせやハラスメントに悩んでいる方は、泣き寝入りせず適切な対処を取ることが大切です。

しかし、「証拠がなく第三者に被害を正しく伝えられない」「自力では証明しにくい」「加害者に気づかれたくない」という状況では、探偵への相談が現実的な解決策となります。

探偵が調査できることは以下です。

  • 対象者の尾行
  • 対象者の身元・身辺調査
  • 対象者に悟られない証拠収集
  • 自宅玄関付近への防犯カメラ設置

収集した証拠をもとに、次のような合法的な仕返しが可能です。

  • 警察や弁護士に証拠を提出して加害者の嫌がらせを強制的にストップさせる
  • 損害賠償請求や慰謝料請求を行う

嫌がらせは放置しても自然に収まることは少なく、放置するほど被害が拡大するリスクが高まります。

合法的に仕返しをするためには嫌がらせの証拠収集は必須になります。

証拠があると理解者も得られるため嫌がらせの抑制にもなります

「証拠集めが難しくて何とかする手段がない」「合法的な方法で対処したい」という方は、探偵への相談を選択肢の一つとして考えてみてください。

ただ、相談する際は、悪質な探偵には注意しましょう。

以下の記事で探偵の選び方を解説しています。

相談先選びの参考にしてください。

嫌がらせに関するよくある質問

嫌がらせに関するよくある質問と、その回答をまとめました。

嫌がらせする人の末路はどうなりますか?

嫌がらせする人は、自らの行動が原因で以下のような重大な代償を負う可能性があります。

  • 精神的に追い詰められる
  • 周囲から孤立する
  • 因果応報で不幸を引き寄せる
  • 警察沙汰や逮捕に発展する
  • 民事訴訟で慰謝料を請求される

軽い行為のつもりでやっていても、続ければ深刻な処罰や社会的制裁を受ける可能性があります。

もし被害を受けている場合でも、泣き寝入りする必要はありません。

証拠を集めて専門機関へ相談することが大切です。

関連記事:嫌がらせする人の末路は?自滅する?職場や近所の人からの嫌がらせの対処法

厚生労働省が対策を強化しているハラスメントはどれですか?

厚生労働省は、以下の3つのハラスメントの対策を強化しています。

  • パワーハラスメント(パワハラ)
  • セクシャルハラスメント(セクハラ)
  • マタニティハラスメント(マタハラ)

参考:働く女性の心とからだの応援サイト「職場のハラスメント(パワハラ、セクハラ、マタハラ)について」

また近年では、カスタマーハラスメント対策を企業の雇用管理上の義務として明記する方向で法制化に向けた動きを進めています。

参考:厚生労働省「令和7年労働施策総合推進法等の一部改正について」

これらのハラスメントは、被害者の心身に深刻な影響を与える問題です。

今後も国を挙げて対策が進められていくでしょう。

職場での嫌がらせでハラスメントに該当するのはどのような行為ですか?

職場での嫌がらせがハラスメントに該当するのは「相手の人格や尊厳を不当に傷つけ、かつ業務に支障を及ぼす行為」です。

具体的には、以下のような職場での嫌がらせがハラスメントにあたります。

ハラスメントの種類内容具体例
パワー
ハラスメント
(パワハラ)
・優越的な関係を背景にした言動
・業務の適正な範囲を超えている言動
・身体的・精神的な苦痛を与える、
または職場環境を悪化させる言動
・怒鳴る、暴言・人格を否定するような発言
・過大なノルマ・不要な雑務
・無視・隔離・仲間外れ
セクシャル
ハラスメント
(セクハラ)
・性的な言動により、
労働者に不快感を与える行為全般
・相手が拒否しているにもかかわらず
性的な発言を続けること
・外見や服装に関する性的コメント
・性的な冗談・からかい
・飲み会の席でボディタッチ
マタニティ
ハラスメント
(マタハラ)
妊娠・出産・育休などに関する制度の
利用や予定を理由に、
不利益な扱いを受ける行為
・妊娠を理由とした担当外し
・育休取得を伝えた途端の冷遇

これらの行為は、受け手が「不快・苦痛」と感じ業務に支障をきたしている場合に、法的にもハラスメントとして認定される可能性があります。

職場における幼稚な嫌がらせにはどのようなものがありますか?

職場における幼稚な嫌がらせは、一見すると些細に見える行動でも受け手にとっては深刻なストレスや不信感の原因になります。

以下のような行為は、いずれも職場にふさわしくない未成熟な行動として問題視されることも少なくありません。

  • 無視・あいさつを返さない
  • 陰口・噂話を広める
  • 持ち物・机などの私物を勝手に動かす
  • LINEグループから排除する
  • 机やロッカーに落書きする
  • 聞こえるように悪口やため息をつく

こうした行為はたとえ幼稚であっても繰り返されれば職場環境の悪化要因となり、パワハラやモラハラと認定される可能性があります。

関連記事:職場で「幼稚な嫌がらせ」がストレス…|相手にしないべき?対処法まとめ

嫌がらせ一覧まとめ

嫌がらせやハラスメントは、以下のようにさまざまな種類があります。

  • 仕事・働き方に関するハラスメント
  • 性別・ライフステージに関するハラスメント
  • 人格・感情に関するハラスメント
  • コミュニケーションに関するハラスメント
  • 環境・身体・衛生に関するハラスメント
  • 価値観・思想に関するハラスメント
  • コミュニケーションに関するハラスメント
  • プライベート・趣味嗜好に関するハラスメント(その他)
  • 嫌がらせ(ストーカー、盗撮・盗聴など)

嫌がらせは放置しても自然に収まることは少なく、放置するほど被害が拡大するリスクが高まります。

自分では些細なことだと思っていても、立派な違法行為に該当するケースも珍しくありません。

証拠集めが難しくて何とかする手段がないかと困っている方は、当社「日本総合調査事務所」にご相談ください。

相手にバレることもなく、あなたへ嫌がらせやハラスメントし続ける方の身辺調査や証拠収集などを行います。

24時間365日対応していて、匿名調査・無料相談も可能です。

電話・メール・LINEいずれかの方法からお問い合わせください。