室内ストーカーの撃退方法|警察や弁護士への相談に使える証拠も解説

室内ストーカー(室間添随症)とは、マンション・アパートの隣人や近隣住民が壁越しの音や生活パターンを執拗に監視し、嫌がらせ行為を繰り返してくることです。

以下の被害事例に1つでも当てはまったら、あなたも室内ストーカーの被害に遭っているかもしれません。

  • 壁を叩く音や足音で威嚇される
  • 自分の行動に合わせて隣人が物音を立ててくる
  • トイレや入浴のタイミングを把握されている
  • 帰宅時間や外出時間を監視されている
  • 部屋の中の会話が外部に漏れている気がする
  • 家具の配置や私物の位置が微妙に変わっている
  • カメラや盗聴器が仕掛けられている可能性がある
  • SNSに自分の生活パターンを匂わせる投稿をされる
  • 郵便物や宅配物が勝手に開封されている
  • ドアノブに不審な指紋や傷がついている
  • 深夜に玄関前で物音がする
  • 換気口や郵便受けから覗かれている
  • 留守中に部屋に侵入された形跡がある
  • 隣人から「昨日○時に帰ってきたね」など具体的に言われる
  • 統合失調症の可能性がある隣人から執拗な嫌がらせを受けている

この記事では、室内ストーカーの撃退方法から、警察や弁護士への相談に必要な証拠の集め方まで詳しく解説します。

一人で悩まず、対処法を知って平穏な生活を取り戻しましょう

室内ストーカーの問題は「探偵に証拠を収集してもらい、集めた証拠をもとに警察・弁護士へ相談する」のが解決の最短ルートです。

当社「日本総合調査事務所」では、室内ストーカーの解決ノウハウが豊富な調査員が、あなたを悩ませるストーカー被害を解決します。

無料・匿名でLINE・メールでも相談が可能なため、隣人に情報が漏れる心配もございません。

「もう、ストーカーに耐えられない」とお悩みの方は、まず当社へお気軽に相談ください。

目次

室内ストーカーの撃退方法まとめ

室内ストーカーを撃退するには、以下のような撃退方法を組み合わせましょう

順に詳しく解説します。

「そもそも、私が受けているのは室内ストーカーの被害なの?」と悩んでいる方は、以下の嫌がらせ診断で現在の状況を客観的に確認してみてください。
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盗聴器・盗撮カメラの発見器・妨害機を使う

室内ストーカーの多くは、盗聴器や盗撮カメラを使って部屋の中を監視しています。

市販の発見器を使えば、電波を発する機器を見つけることが可能です。

盗聴器・盗撮カメラ対策のポイントは以下のとおり。

  • 発見器の使用:電波を検知する専用機器で室内をスキャンする
  • 電波妨害機の使用:盗聴器や盗撮カメラの電波にノイズを混ぜて妨害する
  • 定期的なチェック:一度調べて終わりではなく、定期的に確認する

ただし、市販の発見器では見つけられない高性能な盗聴器・盗撮カメラも存在します。

確実に見つけるためには、探偵などの専門調査機関に相談するのがおすすめです。

カーテン・目張り・防犯フィルムで室内をのぞける場所をふさぐ

窓やドアの隙間から室内を覗かれている可能性があるなら、物理的に遮断するのが効果的です。

  • 遮光カーテンの設置:外から室内が見えないようにする
  • ドアや窓の隙間を目張り:郵便受けや換気口からの視線を遮断する
  • 防犯フィルムの貼付:窓ガラスの透明度を下げて外から見えにくくする
  • ブラインドの活用:角度を調整して外からの視線を完全にシャットアウトする

とくにトイレや浴室の窓は盲点となりやすいため、必ず対策しましょう。

また、夜間に室内の照明をつけると、外から部屋の中が丸見えになるケースもあります。

遮光カーテンは必須の対策です。

部屋のレイアウトを大きく変える

室内ストーカーは、あなたの生活パターンや部屋の配置を把握して監視しています。

部屋のレイアウトを大きく変えれば相手の予測を外し、監視を難しくする効果が期待できます。

  • ベッドや机の位置を変える
  • 家具の配置を180度変更する
  • よく使う部屋を変える(寝室とリビングを入れ替えるなど)
  • 生活動線を変えて行動パターンを読ませない

レイアウト変更後は、以前と同じ場所で同じ行動をしないよう意識してください。

相手が「監視できなくなった」と感じることで、徐々に関心を失わせる効果が期待できます。

Wi-Fiの設定を変更するか、機器を交換する

室内ストーカーの中には、Wi-Fiネットワークに不正アクセスして、スマートカメラやスマート家電をハッキングするケースもあります。

Wi-Fiのセキュリティを強化する方法は以下の通りです。

  • Wi-Fiのパスワードを複雑なものに変更する
  • ルーターのファームウェアを最新版にアップデートする
  • 見覚えのない接続機器がないか定期的に確認する
  • 必要に応じてルーター本体を新しいものに交換する
  • ゲストネットワーク機能をオフにする

とくにスマートカメラや見守りカメラを使用していて、監視に使われている可能性がある場合は、必ずパスワードを複雑なものに変更しましょう。

日常生活のルーティンを頻繁に変えてストーカーしづらくする

室内ストーカー(室間添随症)は、被害者の生活パターンを把握して行動しています。

以下のように生活のルーティンを頻繁に変えれば監視が困難になり、嫌がらせの頻度を減らせるでしょう。

  • 帰宅時間や外出時間をランダムにする
  • トイレや入浴の時間を日によって変える
  • テレビを見る時間や就寝時間を不規則にする
  • 休日の過ごし方を毎回変える

規則正しい生活が健康には良いものの、室内ストーカー対策としては「予測不可能な行動」が効果的です。

管理会社・大家に相談する

賃貸物件に住んでいる場合は、管理会社や大家に室内ストーカー被害を相談してみましょう。

管理会社・大家は以下のような対応を取ってくれる場合があります。

  • 防犯カメラの設置や増設
  • 隣人への注意喚起や警告
  • 被害者の部屋の移動や転居のサポート
  • 警察への通報時の協力

相談する際は、被害状況を日時とともに詳しく記録したメモを持参すると、スムーズに対応してもらえる可能性が高まります。

ただし、証拠がない状態では管理会社も動きにくいため、まずは証拠集めが先決です。

警察・弁護士に相談する

室内ストーカー被害が深刻な場合は、警察や弁護士への相談も検討してください。

ストーカー規制法や迷惑防止条例、住居侵入罪などの法律・刑罰に抵触していれば、対処できる可能性があります。

ただし、警察や弁護士が動くには確実な証拠が必要です。

「気のせいかもしれない」「もう少し様子を見てほしい」と言われないためにも、このあと解説する「証拠」を集めてから相談しましょう。

室内ストーカーを警察や弁護士が解決するのに必要な「証拠」とは

室内ストーカー被害を警察や弁護士に訴える際、重要になるのが「客観的な証拠」です。

証拠がなければ、どんなに深刻な被害でも「気のせい」として片付けられてしまう可能性があります。

相談の前に、以下のような証拠を集めましょう。

順に具体的な証拠の内容や収集方法を解説します。

防犯カメラでストーカーの行動を録画したデータ

玄関・窓周辺・廊下などに防犯カメラを設置し、不審者の出入りや行動を録画しましょう。

日時が記録されるデータを保存しておけば、警察が加害者特定に使える一次証拠として活用できます。

防犯カメラ設置のポイントは以下のとおりです。

  • 玄関ドアの前(訪問者の顔や行動を記録)
  • 窓の外側(外からの覗き見や侵入を記録)
  • 共用部分の廊下(不審者の動きを記録)
  • 駐車場や駐輪場(車両やナンバーを記録)

録画データはバックアップを取り、第三者が改ざんできない形で保存しましょう。

注意点として、ストーカーの部屋を直接撮影するような位置への設置はNGです。

反対に、こちらが盗撮・ストーカー犯として扱われてしまうかもしれません。

録音アプリで不審音・侵入音を録音したデータ

壁を叩く音や深夜の物音、不審な足音などは、スマートフォンの録音アプリで記録しましょう。

弁護士が相手の特定や警察同行時に録音データを使うケースもあります。

録音のポイントは以下のとおりです。

  • 音が発生した時刻を必ず記録・メモする
  • 可能であれば動画も録画する
  • 複数回の被害を記録する(一度だけでは証拠として弱い)

可能なら、録音データは日付・時間が記録されるアプリで保存してください。

たとえば、毎日同じ時間に同じ音がすると証明できれば、警察や弁護士も動きやすくなります。

ドアノブや窓の指紋・足跡など物理的な痕跡の写真

以下のような物理的な痕跡を発見したら、清掃の前にスマートフォンで撮影しましょう。

  • ドアノブや窓の指紋
  • 玄関や窓周辺の足跡
  • 郵便受けやドアの
  • 不審な工具の痕跡

iPhoneの場合は撮影時に自動で日時や日付が記録されるため、そのまま証拠として使える可能性が高いです。

たとえば警察に通報するときに写真を提出すれば、捜査がスムーズに進む可能性があります。

インターホン録画や通話履歴

不審な来訪者や無言電話も、回数・時間をメモして通報時に提出しましょう。

インターホンに録画機能がある場合は、必ず録画データを保存してください。

また、無言電話や執拗な着信履歴も証拠として有効です。

あえて着信拒否せずに記録を残し、警察に提出することで「ストーカー規制法」に基づく法的な対応が期待できます。

メッセージ・SNS・手紙などの接触記録

直接のやり取りや執拗な連絡も、ストーカーの重要な証拠です。

以下のような記録は削除せず、スクリーンショットと原本を必ず残しましょう。

  • LINEやメールでの執拗なメッセージ
  • SNSでのつきまとい行為
  • 手紙や置き手紙
  • 電話での脅迫や嫌がらせ

とくにSNSでの嫌がらせは、アカウント削除される前にスクリーンショットを撮ってください。

アカウントを削除されてしまい一切の痕跡がなくなると、弁護士による法的対応にも時間がかかります。

被害をまとめたメモ・日記

何月何日何時に何が起きたかを、ノートやアプリで詳細に記録しましょう。

「断続的な被害」があったことを時系列で示せば、警察が動きやすくなります。

記録すべき内容は以下のとおりです。

  • 日時(年月日・時刻)
  • 被害の内容(具体的に)
  • 場所(どこで起きたか)
  • 証拠の有無(写真・録音など)
  • 精神的な被害(恐怖を感じた、眠れなくなったなど)

一見不要な内容にも見えますが、怖くて眠れないなどの「精神的な被害」も記録しておくと、慰謝料請求時に有利になる可能性があります。

あわせて、心療内科などへの通院履歴や診断書も用意できるとさらに効果的です。

第三者の証言

「私が被害者の家に来たときにも、同様のストーカー行為を感じた」といった第三者の証言があると、被害があったことの信憑性が格段に上がります。

以下のような第三者がストーカー行為が疑われる現場に遭遇していないか確認してみましょう。

  • マンションの管理人や管理会社の担当者
  • 同じ被害に遭っている他の住民
  • 防犯カメラの設置業者

第三者の証言や報告書があることで、「気のせい」として片付けられるリスクを大幅に減らせます

室内ストーカーの嫌がらせは止まらない!証拠集めは探偵に相談を

室内ストーカー被害は、放置しても自然に収まることはほとんどありません。

むしろ時間が経つほど被害が悪化し、精神的なダメージも深刻化していきます。

これは「室内ストーカーが、ストーカー行為に及ぶ心理」を理解すると分かることです。

以下で詳しく見ていきましょう。

室内ストーカーの心理は「引きこもりの正当化」や「共感性の欠如」

室内ストーカー(室間添随症)の加害者には、主に以下のような心理的特徴があります。

  • 引きこもり生活の正当化:自分の生活が満たされていないため、他人の生活を監視することで優越感を得ようとする
  • 共感性の欠如:被害者の苦痛を理解できず、嫌がらせ行為を楽しんでいる
  • 支配欲の充足:相手の生活をコントロールしている感覚に快感を覚える
  • 孤独感の解消:他人の生活を監視することで、つながりを感じようとする

このような心理状態にある室内ストーカーは、被害者が何もしなければ「やっても大丈夫」と判断し、さらに行動をエスカレートさせる傾向があります。

放っておいても嫌がらせが収束するケースはほとんどないため、早期の対応が不可欠です。

探偵に相談⇒証拠収集⇒警察や弁護士への相談が解決の最短ルート

室内ストーカー被害を根本的に、そして早期に解決するには、以下の流れを取るのが効果的です。

  1. 探偵への相談:被害状況のヒアリングを経て、最適な調査方法を提案してもらう
  2. 探偵による証拠収集:盗聴器・盗撮カメラの発見、加害者の特定などを探偵が対応する
  3. 探偵による報告書の作成:警察や弁護士に提出できる形式で証拠をまとめてもらう
  4. 警察・弁護士への相談:証拠をもとに法的措置を検討する
  5. 問題解決:加害者への警告、逮捕、損害賠償請求などで問題解決を目指す

自分だけで解決しようとせず、探偵に相談するメリットは以下のとおりです。

  • 一般の方では見つけられない盗聴器・盗撮カメラも発見できる
  • 高性能な機材や専門的な調査ノウハウで犯人の情報や行動パターンを特定できる
  • 警察や弁護士が使える形式で証拠を収集し、書面でまとめられる
  • 被害が実際に存在するのか、思い込みなのかを見極めてくれる
  • 被害者の安全を確保しながら証拠を収集する

一人で証拠を集めようとすると、加害者に気づかれて被害がエスカレートするリスクもあります。

安全に、そして確実に問題を解決するためには、探偵への相談が最短ルートです。

では、相談する探偵はどのようなポイントを確認して選ぶべきでしょうか?

失敗しない探偵の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

室内ストーカーに関するQ&A

室内ストーカーに関する、よくあるQ&Aを紹介します。

Q.統合失調症の隣人は室内ストーカーになりやすいのですか?

A.統合失調症の症状として被害妄想や幻聴がある場合、隣人の些細な音や行動を「自分への嫌がらせ」と誤認し、トラブルに発展するケースがあります。

もし隣人が統合失調症である可能性が高い場合は、以下の対応を検討しましょう。

  • 直接のやり取りは避け、管理会社や大家など第三者を介して対応する
  • 精神保健福祉センターや保健所に相談する
  • 危険を感じたら迷わず警察に通報する

精神疾患があるからといって、嫌がらせ行為が許されるわけではありません

証拠を集めて、法的な対応を取りましょう。

Q.室内ストーカー対策として「無視」は有効ですか?

A.室内ストーカー(室間添随症)に対して「無視」は有効な対策ではありません。

無視が逆効果になりやすい理由は以下のとおりです。

  • 加害者が「気づいていない」と判断し、より大胆な嫌がらせを行う
  • 反応がないことで、さらに執拗に監視や嫌がらせを続ける
  • 被害が長期化し、精神的なダメージが蓄積する

根本的な解決策は、無視ではなく「証拠を集めて法的に対処すること」です。

防犯カメラや録音機器で証拠を収集し、警察や弁護士に相談しましょう。

「自分で証拠を集めるのが難しい」「隣人に証拠を集めていることがバレるか不安」という方は、探偵事務所への相談もおすすめです。

探偵事務所に相談すべきか迷う方は、以下の記事を参考にしてみてください。

室内ストーカーの撃退方法・証拠まとめ

室内ストーカー(室間添随症)の撃退には、カーテンや防犯フィルムで部屋を覗かれるのを防いだり、部屋のレイアウトを変更したりするのが効果的です。

根本的な解決には、証拠を集めて警察・弁護士に相談しましょう。

防犯カメラの録画データやスマホの録音データ、物理的な痕跡の写真などが証拠として役立ちます。

ただし、加害者に気づかれずに確実な証拠を収集するには、専門的な調査ノウハウを持つ探偵への相談がおすすめです。

当社「日本総合調査事務所」では、室内ストーカー被害の解決に特化した専門チームが、24時間365日無料相談を受け付けています。

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