警備員のつきまといは気のせい?ついてくる理由と対処法まとめ

「店内を移動するたびに同じ警備員が視界に入る」「毎回、この店に行くたびに同じ警備員がついてくる気がする」

警備員はもともと店内を歩き回る仕事で、「つきまとわれているかも」と不安を口にしても「仕事でしょ」と流されがちです。

本来「守る立場」にある人間からの嫌がらせという特殊な状況では、それに合わせた対処が必要です。

この記事では、警備員がつきまといをしてくる理由や、状況別の対処法を解説します。

警備員のつきまといは「気のせい」ではない可能性がある

「警備員がついてくる=仕事」と思われるのは仕方ありません。

しかし、業務上の巡回と意図的なつきまとい行為は、まったく別物です。

以下で解説するポイントを頭に入れておきましょう。

業務上の「巡回」と意図的な「つきまとい」は行動パターンで見分けられる

もちろん、警備員が店内を巡回するのは業務の一環です。

同じ人物に何度か遭遇すること自体は、不自然ではありません。

一方、以下のような行動が続くなら、業務上の巡回では説明がつきません。

  • こちらが売り場を移動するたびに、同じ方向に現れる
  • 別のフロアや別のエリアに移っても追いかけるように現れる
  • 他の客が近くにいるときは離れ、一人になると近づいてくる
  • 巡回コースとはかけ離れた動線で動いている

巡回業務であれば、特定の一人を追い続けることはありません。

「自分だけを狙っているように見える」感覚が続くなら、現れた場所やタイミングの記録をつけ始めてください。

「守る側」からの嫌がらせは周囲に信じてもらいにくい

警備員によるつきまとい被害が抱える問題のひとつが、「訴えても信じてもらえない」ことです。

実際、被害を打ち明けると以下のような反応が返ってくることがほとんどです。

  • 「仕事で巡回しているだけでしょ」
  • 「何か怪しい行動をしたんじゃないの」
  • 「考えすぎじゃない?」

たとえば「警察官の飲酒運転」のニュースを見たとき「あり得ない」「警察なのに何で」といった感想を抱きませんか?

同じように「守る側」にいる人間が加害者になっているとは、多くの人が想定していません。

ただ、周囲の反応が冷たくても、それは「被害がない」ことの証明にはならないでしょう。

まずはあなた自身の「つきまとわれている気がする」感覚を信じ、証拠を集めることが状況を変える手段になります。

イオンなどのスーパーで警備員がついてくる主な理由

警備員がついてくる業務上の正当な対応であることがほとんどですが、もしかすると「ストーカーじみた行為」かもしれません。

自分の状況がどれに近いかを確かめてみてください。

不審者と判断されている

本人に自覚がなくても、店舗側が何らかの行動を「不審」と判断してあなたに警備を向けているケースがあります。

悪意のある行為ではなく、防犯上の業務判断です。

以下のような行動や状況に心当たりがあるなら、この可能性を考えてみてください。

  • 大きなバッグや荷物を持ち込んでいる
  • 同じ売り場に長時間立っていることが多い
  • 手に取った商品を戻すクセがある
  • 過去に同じ店舗でトラブルがあった

たとえば、いつも口の広い大きなバッグを手に持って買い物しているなら、カートを使うようにしてみましょう。

さらにバッグの口を下向きになるようにしてカート下に置けば「盗みを働く気はない」と判断され、警戒が解けるかもしれません。

第三者からのクレームにより警戒されている

あなた自身は何もしていないのに、第三者の報告によって警戒対象になっているケースがあります。

  • 他のお客さんとのトラブルが警備員に伝わった
  • 元知人や元交際相手が店舗スタッフに「この人を見ておいてほしい」と依頼した
  • 誤解を招く行動を誰かに目撃された

ただし「根拠のないクレームを誰かが意図的に流した」可能性がある場合は話が変わります。

集団ストーカーの手口のひとつとして、ターゲットの周囲にいる人間に虚偽の情報を吹き込み、ターゲットの孤立を狙うケースがあるためです。

以下のような状況に心当たりがあれば、裏で動いている第三者の存在を疑ってください。

  • 身に覚えのない理由で警備員に声をかけられた
  • 特定の施設や場所に行くたびに、不自然なほど早く警備員が現れる
  • 警備員だけでなく、店員や他の客からも不審な視線や行動を感じる

この場合、警備員本人や店舗側に抗議しても根本的な解決にはなりません。

探偵のような専門家に依頼し、情報を流した第三者を特定する必要があります。

なお、集団ストーカーについては以下の記事でも詳しく解説しているので、もし心当たりがあるならご一読ください。

関連記事:集団ストーカーとは?警察は動いてくれる?巧妙な手口・解決策を解説

一方的な好意から過剰に声かけをしている

警備員が業務での接触を口実にしながら、個人的な好意から特定のお客さんに繰り返し近づくケースもあります。

以下のような行動が続いているなら、このパターンを疑ってください。

  • 業務と無関係な話題で声をかけてくる
  • 混雑時は離れているのに、すいているときだけ現れる
  • 退店後もついてきたり、店外で待っているように見える
  • 個人情報を聞き出そうとしてくる

好意にもとづくつきまといはエスカレートしやすいので、被害を感じたら早めに店舗の責任者に相談しましょう。

何らかの悪意から防犯カメラの情報が悪用されて行動パターンを把握されている

深刻なのが、防犯カメラの映像や来店履歴を悪用されているケースです。

警備員は防犯カメラへのアクセス権を持っていることが多く、悪用すれば来店日時や滞在時間、店内での移動ルートをチェックできます。

以下の状況が当てはまるなら、このパターンを疑ってください。

  • 来店するたびに、異様に早いタイミングで現れる
  • 来店日や行動を正確に知っているかのような動きをしている
  • 店外での待ち伏せが、いつもの来店時間にぴたりと合っている

防犯カメラへのアクセス権は警備員側にあるため、映像を使って行動を把握されていても、被害を受けている側からは証拠が取りにくいのが難点。

「来店するたびに早く現れる」のは感じ取れても、それが防犯カメラの悪用によるものだと証明するのは個人では難しいです。

警察に相談しても「証拠がない」とあしらわれてしまうケースが多くあります。

警備員につきまとわれていると感じたら取るべき対処法

警備員によるつきまといが「業務の範囲内ではない」と感じたら、以下の対処法を試してみてください。

以下で詳しく解説します。

日時・場所・人物の特徴をその場で記録する

「感じた違和感」は、その場で記録してください。

記憶は時間が経つとあいまいになります。

記録しておくとよい内容は以下のとおりです。

  • 気になった日時・曜日・フロア・売り場
  • 警備員の特徴
  • 具体的にどのような行動をしていたか
  • 自分の動きと相手の動き
  • 可能であれば写真・動画

ただし、撮影は逆に「盗撮だ」と相手を有利にさせるリスクがある行為でもあります。

不安なら、できる範囲の記録にとどめておいてください。

客観的な証拠を集めて管理会社や警察に相談する

記録がある程度集まったら、状況に応じて以下のような相談先に持ち込んでください。

状況相談先
業務中のつきまとい・不当なマークを感じる施設の管理会社・テナントの管理部門
過剰な接近や声かけが続いている店舗の管理責任者または施設の管理会社
店外での尾行・待ち伏せがある警察

どの窓口に相談する場合も、記録をしっかりまとめて持っていくと話を聞いてもらいやすいです。

日時・状況・回数を具体的に伝えられるよう準備しておいてください。

自分での証拠集めに限界を感じたら探偵に調査を依頼する

「相談したが取り合ってもらえなかった」「警察が動いてくれない」「防犯カメラの悪用が疑われるが証拠が取れない」というケースでは、探偵事務所への調査依頼がおすすめです。

探偵は専門的なノウハウを使って以下のような調査に対応します。

  • 尾行・張り込みによる警備員の行動記録と写真・動画の収集
  • 警備員の身元・所属警備会社の調査
  • 防犯カメラの悪用が疑われる場合の証拠固め
  • 施設管理会社や関係者との繋がりの調査
  • 複数人が関与する集団ストーカーの可能性の調査

当社「日本総合調査事務所」には「警備員につきまとわれていると話したら笑われた」「誰に相談しても信じてもらえない」などの状況でご連絡いただくケースが少なくありません。

権限のある「警備員」の立場からの嫌がらせは、被害が見えにくいぶん長引きやすいです。

一人で抱え込まず、まずは状況をお聞かせください。

24時間365日、無料・匿名で対応しています。

警備員のつきまといに関するよくある質問

警備員によるつきまとい被害に関するよくある質問にお答えします。

Q:警備員のつきまといは何回から警察に相談できる?

A.明確な回数の基準はありませんが、「業務上の行動では説明がつかない」と判断できる出来事が複数回あれば、相談すべき根拠になります。

警察に相談する際の目安として以下を参考にしてみてください。

  • 移動するたびに追いかけるように現れたことが2〜3回以上ある
  • 店外での尾行・待ち伏せが1回でもあった
  • 個人的な声かけや連絡先を求める言動があった

「まだ回数が足りないかも」と我慢する必要はないので、記録をつけながら早めに相談してください。

警察が動いてくれなかった場合は、探偵に依頼して証拠を固めてから再度相談するとよいでしょう。

Q:私服警備員の見分け方は?マークされているか確認する方法はある?

A.私服警備員はユニフォームを着ていないため、一見するとほかのお客さんと区別がつきません。

ただし、以下のような様子が複数当てはまれば、私服警備員の可能性があります。

  • 商品をカゴに入れず、長時間売り場をうろついている
  • 特定の人物の方向に体を向けながらそばにいる
  • イヤホンや小型無線機を使っている様子がある
  • 退店後も外で待機していた

そして「私服警備員にマークされているかどうか」を確かめるには、行動パターンをあえて変えてみる方法があります。

いつもと違う時間帯に違う入口から入ってみて、いつもと違う売り場から回ってみましょう。

それでも同じように現れるなら、偶然ではなく私服警備員につきまとわれている可能性があります。

Q:警備員ではなく一般客を装った集団につきまとわれている気がします。判断するにはどうしたらいい?

A.警備員以外にも、一般客に見える複数の人物から「つきまとわれている気がする」という場合、それは集団ストーカーかもしれません。

以下のような状況が重なるなら、複数人による組織的なつきまといを疑うべきです。

  • 特定の一人ではなく、日によって違う人物が現れる
  • 買い物中も退店後も、似たような状況が続く
  • その店舗以外でも同じような経験をする

まず「日時・場所・気になった人物の行動」を記録し続けてください。

記録が積み重なれば、偶然なのか意図的なものなのかが見えてくるでしょう。

集団ストーカーの詳しい手口や対処法は、以下の記事でくわしく解説しています。

関連記事:集団ストーカーとは?警察は動いてくれる?巧妙な手口・解決策を解説

まとめ

警備員のつきまといは、業務上の行動と紛らわしいぶん被害を訴えにくく、周囲にも信じてもらいにくいです。

それでも、行動パターンを記録し続ければ「業務では説明がつかない」ことを客観的に示せる可能性があります。

日時や場所・具体的な行動を書き留めておきましょう。

ただし、その後の管理会社への相談で改善しない場合や、店外への尾行が始まった場合は、すぐに警察か探偵に動いてもらってください。

当社「日本総合調査事務所」では、防犯カメラの悪用・私服警備員による監視・複数人が絡む組織的な嫌がらせまで、警備員絡みのつきまとい被害調査に幅広く対応しています。

「何が起きているのか自分でも整理できていない」という段階でも構いません。

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