監視されている気がするのは病気?それともストーカー?見極め方と対処法を解説

「誰かに監視されている気がする」「自分の行動が筒抜けになっている気がする」と感じているけど、証拠がない。

誰かに話しても「気にしすぎじゃない?」と流されてしまう。

そうして一人で抱え込んでいる方は少なくありません。

この記事では、「監視されている感覚」が本当なのか勘違いかの見極め方と、ケース別の対処法を解説します。

目次

「監視されている気がする」ときに考えられる2つの可能性

「監視されている気がする」という感覚には、大きく分けて2つの原因があります。

精神的なストレスや病気によるものと、実際にストーカーや監視行為を受けているものです。

どちらなのか見極めることが、ここからの行動を決めるスタート地点になります。

2つの可能性をチェックしておきましょう。

「精神的な病気が原因になっているケース」と「実際に監視行為(ストーカー)をされているケース」がある

「監視されている気がする」という感覚の原因は、おもに2種類に分かれます。

ひとつは、精神的な症状によるものです。

統合失調症や妄想性障害など、特定の精神疾患では「誰かに見張られている」という感覚が症状として現れることがあります。

本人にとってはリアルな体験として感じられるため、自分では判断しにくいのが難しいところです。

もうひとつは、実際に誰かから監視・ストーカー行為を受けているケース

スマホへの不正アクセス、GPSの仕込み、盗聴器の設置など、監視は年々手口が巧妙になっています。

どちらの可能性も、最初から否定しないのがおすすめです。

「どうせ気のせい」と放置すると、どちらのケースでも取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

複数人が関与する「集団ストーカー」の可能性も

「特定の誰かではなく、なんとなく複数の人から監視されている気がする」という場合は、集団ストーカーの可能性も頭に入れておいてください。

集団ストーカーとは、複数人が組織的に連携してターゲットを監視・尾行・嫌がらせする行為です。

担当者を入れ替えながら継続するため、「気のせい」と思いやすく、被害が長期化しやすい特徴があります。

以下のような状況が重なるなら、集団ストーカーを疑ってみても良いかもしれません。

  • 外出するたびに、違う人物がそばにいる
  • 自分が言ったことや行ったことを知っているような言動をする人が複数いる
  • 職場・自宅・外出先のどこにいても「見られている」感覚が続く

集団ストーカーの手口や解決策は、以下の記事でくわしく解説しています。

関連記事:集団ストーカーとは?警察は動いてくれる?巧妙な手口・解決策を解説

「監視されている気がする」精神的な原因として考えられる病気

「監視されている気がする」という感覚が精神的な症状として現れる場合、いくつかの疾患が考えられます。

それぞれどのような症状が現れるのかチェックしておきましょう。

※以下はあくまで参考情報です。診断は必ず医師に委ねてください。

統合失調症・妄想性障害は「監視されている感覚」が症状として現れる

統合失調症や妄想性障害では、「誰かに見張られている」「つけ回されている」という感覚(被害妄想)が症状として現れることがあります。

  • 根拠はないが、「監視されている」という確信が消えない
  • 周囲の何気ない出来事が「自分への嫌がらせ」に見える
  • 家族や友人に話しても「妄想だ」と言われてしまう

症状はリアルに感じられるため、本人が自分で病気だと気づくのは難しいです。

「気のせいかもしれない」と思いながらも確信が消えないなら、心療内科の受診をおすすめします。

参考:ひだまりメンタルクリニック「統合失調症の症状・治療」

ASDや愛着障害では「他者の視線に過剰反応」する傾向が出やすい

ASD(自閉スペクトラム症)や愛着障害がある場合、他者の視線や行動に過剰に反応してしまうことがあります。

「見られている」という感覚自体は本物ですが、相手の意図とは無関係に強い不安として受け取ってしまうのが特徴です。

以下のようなシーンで「監視されている」と感じやすい傾向があります。

  • 電車やカフェで他の人が自分の方向を向いただけで不安になる
  • 職場で上司がこちらを見ていると「監視されている」と感じる
  • 外出中、ずっと誰かに見られているような緊張感が続く

こうした傾向に心当たりがあれば、心療内科やカウンセラーへの相談を考えてみてください。

参考:精神神経学雑誌「自閉スペクトラム症の人への治療・支援」

「病気ではなくストーカー・集団ストーカー」を疑うべきサインと確認方法

症状の可能性がある一方で、「実際に監視されているのでは」と疑うべきサインもあります。

以下のポイントを確かめてみてください。

詳しく解説します。

「特定の複数の人を何度も見かける」なら組織的なストーカー行為を疑う

精神的な症状と実際の監視行為の大きな違いのひとつは、「客観的に記録できるかどうか」です。

気になる人物や出来事を記録してみて、以下のような状況が確認できれば、実際に監視されている可能性があります。

  • 複数の場所で、同じ人物を見かけた
  • 違う時間帯・違う場所なのに、似たような人物が繰り返し現れる
  • 写真や動画に収められる形で、不審な人物が記録できた

一方、気になるものの証拠がまったく残せない、周囲の誰にも確認してもらえない状況が続くなら、病気の症状の可能性も排除できません。

判断に迷うなら、まずは医師に相談して病気の可能性を探ってみましょう。

特定の場所・時間帯に不審なパターンが繰り返されていないか記録する

「監視されている気がする」感覚が続くなら、まず記録を始めてください。

記録しておくとよい内容は以下のとおりです。

  • 不審に感じた日時・場所・状況
  • 気になった人物の外見や具体的な行動
  • その直前に起きた出来事(SNSへの投稿・外出の予定共有など)

2週間ほど続けると、「SNSに投稿した直後に不審な人物が現れる」「帰宅後すぐに不審な車がある」などの時間的なパターンが見えてくることがあります。

パターンがあった場合は、ストーカーの可能性も否定できないでしょう。

スマホの不審なアプリ・設定変更・通信量の異常増加を確認する

現代における「監視行為」は、物理的な尾行だけではありません。

スマホやパソコンを使った「遠隔監視」のケースも増えています。

以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 身に覚えのないアプリが入っていないか
  • 位置情報の設定がいつの間にかオンになっていないか
  • 普段より通信量やバッテリー消耗が増えていないか
  • スマホが熱くなりやすくなっていないか

スパイアプリはバックグラウンドで動作し、位置情報や通話・メッセージを外部に送信します。

自分でのチェックに不安があれば、スパイウェアや盗聴器の発見調査を専門機関に依頼してください。

当社「日本総合調査事務所」でも、専門的な調査に対応しています。

どこかから予定や会話の内容が漏れた形跡がないか確認する

「話した覚えのないことが相手の耳に入っていた」「自分の予定を知っているかのような行動をされた」という経験があれば、以下のようなルートで情報が外に漏れている可能性があります。

  • SNSへの投稿
  • スマホへの不正アクセスやスパイアプリ
  • 自宅・車への盗聴器の設置
  • 共通の知人を通じた情報収集

SNSの公開範囲の見直し、スマホのアプリ確認、自宅の盗聴器調査の順に確かめていきましょう。

ただし、昨今の盗聴器は日用品に紛れ込むデザインのものも増えていて、素人に発見するのは難しいです。

自分で見つけられず、不安があるなら探偵のような専門機関に調査してもらうことをおすすめします。

当社「日本総合調査事務所」でも、盗聴器の発見調査に対応可能です。

「実際に監視されている気がする」と感じたときの対処法

「もしかしたら本当に監視されているかもしれない」と感じているなら、以下の手順で動いてください。

日時・場所・状況を記録して証拠を積み上げる

実際の監視行為の可能性が否定できなかった場合は、不審に感じた日時や曜日・場所などの記録を続けてください。

記録は、警察・探偵に相談するときの根拠になります。

「やっぱり気のせいかも」と思っても、記録は続けてください。

後から見返したときに初めてパターンに気づくケースは少なくありません。

警察や探偵へ相談して判断を仰ぐ

記録がある程度集まったら、警察か探偵に相談してください。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • 警察に相談する場合つきまとい・盗聴器設置などの違法行為が確認できれば対応してもらえる可能性が高い。ただし、証拠がなければすぐには動いてもらえないことが多い
  • 探偵に相談する場合証拠がない段階でも調査を始められる身元の特定・行動記録・盗聴器やGPSの発見調査が可能で、警察や弁護士に相談する際に使える報告書も作成してくれる

証拠が足りず警察に取り合ってもらえなかった場合も、探偵に依頼して証拠を固めてからなら対応してくれる場合があります。

あなたの不安を解消してくれる可能性が高い、信頼できる探偵事務所の選び方は以下の記事も参考にしてみてください。

監視されている気がすることに関するよくある質問

「監視されている気がする」という状況に関するよくある質問に答えます。

Q:集団ストーカーと精神的な症状はどうやって見分けますか?

A.以下のような場合は、実際の監視行為の可能性が高いといえます。

  • 不審な人物や車を写真・動画に収められた
  • SNSの投稿直後に必ず現れるなど、タイミングの一致が記録として残せた
  • 家族や友人など第三者も同じ人物を目撃している

一方、気になるものの証拠が何も残せない、周囲の誰にも確認してもらえない場合は、何らかの精神的な症状の可能性も視野に入れましょう。

Q:家の中でも監視されている気がする場合はどう対処すればよいですか?

A.家の中でも監視されている気がするときは、まず以下の点を確かめてみてください。

  • 盗聴器・盗撮カメラが設置されていないか
  • スマホやパソコンにスパイアプリが入っていないか
  • 窓や隙間から家の中が外から見通せる場所がないか

確認しても異常が見つからない場合、または確かめる方法がわからない場合は、探偵のような専門機関に調査を依頼しましょう。

それでも何も出てこないなら、精神的な症状の可能性があります。

なお、最近は複数人が犯行に及ぶ「集団ストーカー」により家の中を監視されるケースも増えています。

詳しくは以下の記事でご確認ください。

関連記事:集団ストーカーに家の中の行動まで監視されている?目的は何?自分や家族の身を守る対策

まとめ

「監視されている気がする」という感覚は、精神的な症状によるものと、実際の監視行為によるものの2つが考えられます。

どちらも最初から否定せず、記録を取りながら原因を絞り込んでいきましょう。

とくに「盗聴器」や「GPS」による監視は、発見が遅れるほど相手に有利な情報を与えてしまいます。

「気のせいかも」と思っている間にも、情報は漏れ続けているかもしれません。

当社「日本総合調査事務所」では、ご相談いただいた当日から解決に向けたアドバイスが可能です。

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