スマホの乗っ取り・ハッキング・監視アプリを確認する方法|症状・サインと調べ方を解説
「触っていないのに、画面が動いた気がする」
「スマホでの会話やLINE、検索履歴がなぜか周りに知られている」
「行き先や予定を知られている気がする」
もしこのようなことが続いているなら、
「スマホが誰かに見られているのでは?」と不安になるのも無理はありません。
まず、下の動画をご覧ください。
この動画は、スマホに監視系のアプリが入った状態の一例です。
普段通りスマホを使えていたとしても、
裏側では別の動作が行われている可能性があります。
そして、こうしたスマホの監視や不正アクセスは、
一部の高度な技術を持ったハッカーだけに関係する話ではありません。
監視系のアプリや不正アクセスに使われるさまざまな手段が存在する現在、スマホを通じた情報漏洩は以前より身近な問題になっています。
スマホには、
LINEやメール/写真・動画/検索履歴/位置情報/連絡先/各種アカウント
など、非常に多くの個人情報が入っています。
もしスマホが不正に監視されていれば、
そこからさまざまな情報が漏れる可能性があります。
まず、スマホの乗っ取りやハッキングを疑うときに確認したいサインを見てみましょう。
- 電池の減りが急に早くなった・本体が熱い
- 通信量が急に増えた
- 見覚えのないアプリ・構成プロファイルが入っている
- 身に覚えのないログイン通知・パスワード変更のメールが届いた
- 操作していないのに画面が動く・入力した覚えのない文字がある
- 設定が勝手に変わっている
- スマホでしか扱っていない情報や、話しただけの内容を他人が知っている
こうした状況があるなら、
一度確認しておいた方がいいでしょう。
ただし、スマホの不調だけでハッキングや乗っ取りと断定することはできません。
大切なのは、
「ハッキングされているはず」と決めつけることではなく、
実際に不審な設定や痕跡があるのかを順番に確認していくことです。
この記事では、
① 自分ですぐに確認できるスマホの設定
② より専門的にハッキング・乗っ取りを調べる方法
③ どこまで専門調査をする必要があるのか
④ スマホ以外から情報が漏れている可能性
まで順番に解説します。
ITに詳しくなくても確認できるところから説明します。
まずは不審な設定がないか確認する
これは大前提で確認していただきたい設定です。
設定画面から見ることができるので、
ITの知識がなくても簡単に確認することができます。
まずはここから確認していきましょう。
iPhoneとandroidで分けて説明します。
お手持ちの端末の箇所をご覧ください。
iPhoneの場合
- ①身に覚えのない構成プロファイルがないか
設定 → 一般 → VPNとデバイス管理。心当たりのないプロファイルや管理設定が入っていないかを確認します。監視系のアプリはここに痕跡が残ることがあります。 - ②見覚えのないアプリがないか
ホーム画面を左端までスワイプした「アプリライブラリ」で、インストールした覚えのないアプリを探します。 - ③Apple Accountに知らない端末がつながっていないか
設定 → 一番上の自分の名前。下にスクロールすると、サインイン中の端末が一覧表示されます。 - ④バッテリーの使用状況
設定 → バッテリー。使った覚えのないアプリが電池を大きく消費していないかを確認します。 - ⑤LINEのログイン中端末:LINEの設定 → アカウント → ログイン中の端末。見覚えのない端末は、その場でログアウトさせられます
Androidの場合
- ①不明なアプリの確認
設定 → アプリ。見覚えのないアプリがないか、名前も一つずつ確認します。 - ②デバイス管理アプリの確認
設定 → セキュリティ(またはセキュリティとプライバシー) → デバイス管理アプリ。心当たりのないアプリに管理権限が付いていないかを確認します。 - ③Googleアカウントのログイン端末
Googleアカウント → セキュリティ → お使いのデバイス。知らない端末からのログインがないかを確認します。 - ④Playプロテクトでのスキャン
Playストア → プロフィール → Playプロテクトでスキャンを実行します。 - ⑤LINEのログイン中端末:LINEの設定 → アカウント → ログイン中の端末。見覚えのない端末は、その場でログアウトさせられます
いかがでしたでしょうか?
まずスマホに不審な挙動があった場合に、
最初に確認していただきたい設定をお伝えしました。
これはあくまで、
最初に確認していただきたい箇所であり、
誰でも簡単に見ることができる初歩的な確認です。
ここで不審な設定がなかったからといって安全というわけではありません。
なぜなら
・設定画面だけでは確認できない領域がある
・不審な通信やアプリの挙動を見る必要がある
・痕跡が隠されている場合がある
次の章ではそれらを調べる方法についてお伝えします。
スマホを専門的に解析する方法
専門的な解析技術はデジタルフォレンジックと呼ばれます。
これはスマホやPCなどに残されたデータやログを解析し、
不正アクセスや情報漏洩につながる痕跡がないかを調べる技術です。
スマートフォンを対象としたものは、
「モバイルフォレンジック」と呼ばれます。
実際にCellebrite・MSAB・Belkasoftなど、
専門的なフォレンジックツールが提供されています。
Cellebrite社

MSAB社

Belkasoft社

ただし、
こうした本格的なフォレンジックツールは、
企業や専門機関などでの利用を想定したものが多いです。
導入費用も数百万と高額のため個人が
「自分のスマホを確認したい」という目的だけで
導入するには現実的ではありません。
では、個人で専門的な調査をする方法はないのか?
そんなことはありません。
フォレンジックツールを個人で活用するのは費用面でもあまり現実的ではありませんが、オープンソース(無料)のソフトも存在しています。
このソフトは無料で使うことができ、
モバイルフォレンジックにも活用することができます。
しかし、1つだけ問題点があります。
それはGitHubやPythonなどの
ITやプログラミングの知識が必要ということです。
これらの知識がある方、
または勉強する時間の余裕がある方は、
オープンソースを使ってスマホの解析をすることができます。
しかし、
一からプログラミングの勉強をするのはおすすめしません。
なぜなら
プログラミングの勉強をしている間にも、
個人情報が漏洩するリスクに晒されている状態だからです。
であれば、
自身でプログラミングの勉強をするよりも、
なるべく早くハッキングの有無を確認した方が得策です。
日本にはツールの開発会社はありませんが、
モバイルフォレンジックを委託できる調査会社は存在します。
ご自身で調べるのが難しい領域は外部に頼むのが最も確実で簡単な方法です。
これから調査会社についてお伝えしていきますが、
その前に1つだけ。
そもそも調査会社を使うほどのことなのか?
一度立ち止まって整理してみましょう。
調査会社を使えばご自身で確認するより、
深いところまで正確に
ハッキング、乗っ取りの痕跡がないか確認することができます。
ただし、
「どこまで徹底してやるのか?」
という線引きは必要だと考えます。
なぜなら、
スマホに異常があった全ての人が、
ハッキングや乗っ取りに遭っているわけではないからです。
例えば、
「電池の減りが早い」といった症状は経年劣化でも起こります。
このようにハッキング・乗っ取りを疑った原因が、
「スマホの症状のみ」であれば、
そこまで徹底した調査は今の段階では必要ないでしょう。
しかし、
スマホのハッキング・乗っ取りを疑った原因が
実際に何かしらの情報が漏れている、
「情報漏洩」の可能性がある場合は、
早急に対応した方が良いです。
現代ではスマホは生活の必需品となり、
個人情報の塊のようなものです。
情報漏洩の怖いところは、
漏れた情報がどのように悪用されるのかわからないということです。
インターネット上に拡散されてしまった場合は、
デジタルタトゥーとして残り続け、
取り返しのつかないことになる恐れもあります。
何らかの情報が漏れたことが、
スマホのハッキング・乗っ取りを疑った原因であるなら、
調査会社による専門的な調査を検討してみてください。
とはいえ、
「自分は専門調査まで必要なのか?」
を自分だけで判断するのは難しいと思います。
そこで、現在の状況を一度整理してみてください。
まずは無料診断で状況を確認してみてください。
この診断ではいくつかの質問に答えるだけで、
・スマホの症状だけなのか
・不正アクセスを疑う痕跡があるのか
・実際の情報漏洩を疑う出来事が起きているのか
を整理できます。
※診断だけでハッキングの有無を断定するものではありません。専門調査が必要か考えるための目安としてご利用ください。
スマホを専門的に調べる2つの選択肢
スマホを専門的に調べる場合、
大きく2つの相談先があります。
- フォレンジック調査ができるIT、セキュリティ会社
- IT調査にも対応している探偵会社
どちらもスマホを専門的に調べることはできます。
ただし、
調べる目的が少し違います。
では、あなたの場合はどちらを選べばいいのでしょうか?
判断するときに見てほしいのは、
「スマホの中で問題が完結しているのか」
それとも
「実生活でも何か起きているのか」
という点です。
スマホやアカウントの中で問題が完結しているならIT会社
- SNSやメールアカウントが乗っ取られた
- クレジットカードが不正利用された
- スマホ内のデータが削除・改ざんされた
- 不正アクセスの痕跡を詳しく調べたい
このようなケースです。
この場合は、スマホやアカウントの中を詳しく解析することが重要なので、IT・フォレンジック会社との相性が良いでしょう。
端末の解析やログの確認など、
デジタル領域を中心に原因を調べてもらうことができます。
実生活でも何か起きているなら探偵会社
一方で、
少し状況が違うケースがあります。
- LINEや検索履歴の内容を特定の人物が知っている
- 行き先や予定を知られている
- 自分が行く場所に特定の人物が現れる
- 自宅で話した内容を外部の人に知られている
このようなケースです。
この場合、知りたいことは、
「スマホがハッキングされているか?」
だけではないはずです。
本当に知りたいのは、
「なぜその情報が相手に知られているのか?」
ではないでしょうか。
こうしたケースでは、
スマホの解析だけではなく、
実際に起きている出来事と組み合わせて原因を調べる必要があります。
例えば、
- つきまといが疑われるなら張り込み・行動調査
- 会話内容が漏れているなら盗聴器の確認
- 行動を把握されているならGPSなどの確認
といった調査を組み合わせることができます。
これが、
IT会社と探偵会社の決定的な違い
です。
そして、
ここでもう一つ重要なことがあります。
実生活でも被害が起きている場合、
情報が漏れている原因がスマホとは限りないということです。
例えば、
「自宅で話した内容を知られている」という場合。
スマホから情報が漏れている可能性もありますが、
自宅に盗聴器が設置されている可能性も考えられます。
「行き先を知られている」という場合も同じです。
スマホの位置情報が漏れている可能性もあれば、
車や持ち物にGPSが取り付けられている、
実際に後をつけられているなど、
別の経路から行動を把握されている可能性もあります。
つまり、
「情報を知られている」
という結果は同じでも、
その原因がスマホとは限らないのです。
ここで一度考えてみてください。
あなたが本当に知りたいのは、
「スマホがハッキングされているか?」
だけでしょうか。
おそらく本当に知りたいのは、
「なぜ、知られているはずのない情報が知られているのか?」
「どこから情報が漏れているのか?」
ではないでしょうか。
そして、もっと言えば、
「どこから情報が漏れているのかを突き止めて、この状況を止めたい」
ということだと思います。
そう考えると、
スマホを調べること自体が目的ではありません。
スマホの解析は、
情報漏洩の原因を確認するための一つの手段です。
スマホから原因が見つかれば、
そこを対処すればいい。
しかし、
スマホから何も見つからなければ、
「異常なしだったから終わり」ではなく、
別の情報漏洩経路を確認する必要があります。
情報漏洩の経路を網羅的に調査する
例えば、当社で確認できる情報漏洩の経路には、
- スマホのハッキング・不正アクセス
- 盗聴器
- 盗撮器
- GPS
- オンライン上からの個人情報流出
- つきまとい・監視などによる行動把握
などがあります。
最初からすべての可能性を調査するわけではありません。
重要なのは、
「何を知られているのか」
「いつ知られているのか」
「どの場所で話した情報なのか」
「どのような出来事が実際に起きているのか」
を整理し、可能性の高い経路から確認していくことです。
だから当社では、
スマホだけを見て終わりではなく、
必要に応じて端末外の情報漏洩経路まで確認します。
弊社がこのような調査をできるのは、
IT会社ではなく探偵事務所だからです。
スマホの解析だけではなく、
盗聴器・盗撮器・GPSの確認・張り込みや行動調査など、
実生活で起きている出来事まで調査対象にすることができます。
そして実際に、
「スマホから情報が漏れていると思っていたけれど、原因はスマホではなかった」
というケースもあります。
実際にあった40代女性からのご相談
「行き先や予定を知られている気がする」
というご相談がありました。
ご本人も最初はスマホを疑い、
不審なアプリがないか確認し、
パスワードも変更していました。しかし、
状況は変わりませんでした。
「スマホに何も出ないのに、なぜ情報を知られているのか分からない」
という段階で当社にご相談いただきました。
詳しく状況を伺うと、
知られている情報の内容に一定の偏りがありました。そこでスマホ以外の経路も含めて確認したところ、
自宅から盗聴器が発見されました。
ご本人はスマホから情報が漏れていると思っていましたが、実際の原因は自宅に設置された盗聴器だったのです。
※実際のご相談をもとに、個人が特定されないよう一部内容を変更しています。
「スマホに異常がない」=「情報が漏れていない」ではない
大切なのは、
スマホだけに原因を決めつけず、
実際に起きている出来事から、
情報が漏れている経路を確認することです。
「スマホを確認しても何も見つからない。
「知られているはずのない情報を誰かに知られている気がする」
毎日使うスマホまで
「もしかして見られているのでは?」
と疑いながら生活することは、
かなりのストレスがかかります。
今必要なのは、
疑い続けることではありません。
実際に情報が漏れている可能性があるのか。
もし漏れているのであれば、
どこから漏れているのか。
これを一つずつ確かめていくことです。
ハッキングや乗っ取りなのか。
それとも、
スマホとは別のところに原因があるのか。
原因をはっきりさせることが、
安心を取り戻すための第一歩になります。
では、情報漏洩の原因をどうやって調べるのか?
ここまで読んで、
「スマホ以外にも原因があるなら、
結局どこから調べればいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
だからといって、
スマホ、盗聴器、盗撮器、GPS、つきまとい……
考えられるものをすべて最初から調査するわけではありません。
それでは費用も時間も必要以上にかかってしまいます。
大切なのは、
今起きている出来事から、
可能性の高い情報漏洩経路を先に絞ることです。
当社では、基本的に次のように進めていきます。
1.まず「何を知られているのか」を整理する
最初に確認するのは、
スマホそのものではありません。
- 会話した内容を知られている
- LINEや検索履歴の内容を知られている
- 行き先や予定を知られている
- 自宅にいる時間を把握されている
- 特定の場所に行くと同じ人物が現れる
など、実際に何が起きているのかを整理します。
ここが曖昧なまま調査を始めても、
何を調べればいいのか分からないからです。
2.情報が漏れている可能性のある経路を絞る
次に、
「その情報を知るためには、どのような経路が考えられるのか?」
を整理していきます。
例えば、
自宅でしか話していない内容を知られているのであれば、
スマホだけではなく盗聴器などの可能性も考えます。
行き先を知られているのであれば、
スマホの位置情報だけではなく、
GPSや実際のつきまといなども確認対象になります。
このように、
起きている出来事から可能性の高い経路を
一つずつ絞っていきます。
3.必要性の高いものから調査する
可能性を整理したら、
必要性の高いものから確認していきます。
最初からすべてを調べる必要はありません。
・スマホを詳しく調べるべきなのか。
・自宅を確認すべきなのか。
・車や持ち物を確認すべきなのか。
・実地での調査が必要なのか。
起きている状況によって、
確認する優先順位は変わります。
だからこそ、
闇雲に調査をするのではなく、
まず原因の可能性を絞ってから確認することが重要なのです。
4.調査結果をもとに、次にどう動くかを決める
調査は、怪しいものを探して終わりではありません。
確認できた事実を整理したうえで、
- 追加で確認した方がいいことはあるのか
- セキュリティ対策をすればいいのか
- 警察や弁護士への相談を検討するのか
- 実地調査を続ける必要があるのか
など、次に取るべき対応を考えていきます。
目的は調査をすることではありません。
情報が漏れている原因を確認し、
今起きている問題を解決することです。
ここまで読むと、
「自分の場合はスマホを調べるべきなのか」
「盗聴器やGPSまで確認した方がいいのか」
「そもそも専門調査をするほどのことなのか」
判断できない方もいると思います。
それは当然です。
専門知識がない状態で、
自分だけで情報漏洩の原因を特定するのは簡単ではありません。
だから、
何を調べるのかを決めてから相談する必要はありません。
まず今起きていることを整理し、
何を確認した方がいいのか。
今の段階で専門的な調査まで必要なのか。
専属の相談員があなたに寄り添って、
ゼロから一緒に考えていきます。
「一人で調べ続ける」から「一緒に確かめる」へ
「気のせいかもしれない」
そう思いながら、
何度もスマホの設定画面を開く。
パスワードを変える。
アプリを確認する。
それでも、
「なぜ知られているんだろう」
という疑問だけが残る。
この状態を一人で繰り返すのは、精神的にもかなり辛いです。
だからこそ、
一緒に状況を整理して真実を確かめていきましょう。
解決までの筋道をアドバイスします
とはいえ、
「いきなり電話するのは少し怖い」
「まだ人に相談するほどなのか分からない」
という方もいると思います。
その場合は、
まずAI相談をご利用ください。
今起きていることについて、
いくつか質問しながら、
・スマホのどこを確認した方がいいのか
・スマホ以外の経路も考えた方がいいのか
・専門家への相談を検討した方がいい状態なのか
を整理できます。
※個人を特定する情報を入力する必要はありません。
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